アパレル世界大手イタリアのディーゼルは8月4日、持続可能なコットン認証団体「ベター・コットン・イニシアティブ(BCI)」と協働し、2025年までにBCI認証コットンの比率を50%以上に高めるとの中期目標を発表した。
【参考】【国際】ベター・コットン・イニシアチブ認証コットン、2018年調達量100万t突破。日本企業の存在感見えず(2019年6月30日)
ディーゼルは1月、同ブランドのサステナビリティ戦略「For Responsible Living」を発表。4つの柱を戦略に据えた。
- Be The Alternative:環境負荷の低い製品や包装への切り替え
- Stand For The Planet:二酸化炭素排出量削減、水消費量削減、再利用・リサイクル率の向上
- Celebrate Individuality:労働権保護、ダイバーシティ向上、労働安全衛生の改善
- Promote Integrity:サプライチェーンを通して最高レベルの環境・社会水準の導入
今回のBCI認証への切り替えは、「For Responsible Living」戦略の一環。同社は2月はアパレル大手が主導する「ファッション協定」にも署名し、気候変動、生物多様性、海洋保護の3分野で科学的根拠に基づく中長期目標を設定していくことに自主コミットしている。
【参考】【国際】アパレル32社、「ファッション協定」を共同宣言。気候、海洋、生物多様性で目標。日本企業参加ゼロ(2019年8月25日)
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