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【国際】国連機関、NGO、政府、金採掘での水銀排出削減で連携。200億円拠出し水銀中毒防止

 国際環境NGOの国際環境NGOコンサーベーション・インターナショナル(CI)、地球環境ファシリティ(GEF)、国連開発計画(UNDP)、国連環境計画(UNEP)、国連工業開発機関(UNIDO)、及びブルキナファソ、コロンビア、ガイアナ、インドネシア、ケニア、モンゴル、フィリピン、ペルーの各政府は2月18日、金採掘での有毒水銀を削減し、鉱夫の労働安全衛生を改善するプログラム展開で合意した。

 同プログラムは、GEFの「Global Opportunities for the Long-term Development of the ASGM Sector(GEF GOLD)」が主導し、5年間で1.8億米ドル(約200億円)。水銀不要の金採掘手法を導入するとともに、各国政府に幅広い労働安全衛生の公式化を働きかける。

 金採掘は現在、中南米、東南アジア、アフリカ等の発展途上国を中心に行われている。産出量は年間2,700tで、そのうち500tは小規模事業者による手掘採掘。また金採掘では、金に水銀を近づけると金を吸い込み「金アマルガム」となる特性を活かした手法を活用されている。同手法は安価だが、鉱夫や周辺環境に対する水銀汚染を引き起こす。水銀中毒は、日本の水俣病が有名。金採掘での水銀排出は、世界の水銀排出の40%を占める1,000t。

金採掘従事者数は世界1,500万人と言われている。そのうち女性が450万人、子供が60万人。

【参照ページ】$180-Million Investment Announced to Tackle the Hidden Cost of Gold

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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