【国際】国際環境NGOのCI等、養殖環境マネジメント・ガイド発行。FAOの生態系アプローチ適用

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 国際環境NGOのConservation International(CI)、漁業NGOのSustainable Fisheries Partnership(SFP)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の持続可能な漁業グループは11月26日、養殖マネジメントの環境ベストプラクティスをまとめたガイドブックを発表した。  同ガイドブックは、国連食糧農業機関(FAO)が提唱する生態系アプローチを養殖分野に適用したもの。特に、「空間計画とゾーニング」「水槽容量限界」「養殖疾病マネジメント」の3つ分野を主に扱っている。また事例としてインドネシアを上げているが、世界中で適用できるものとなっている。  同ガイダンスは、養殖業界と規制当局の双方に向けられており、また小売店等のステークホルダーに対しても調達先管理として活用することが推奨されている。  CIとSFPは現在、インドネシアのえび養殖場で試験導入を行っている。 【参照ページ】New Aquaculture Management Guide Provides Seafood Farmers with Sustainability Best Practices

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【ガイアナ】米エクソンモービル財団とConservation International、職業訓練・環境保全で協働

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 米エクソンモービル財団は7月2日、国際環境NGOのConservation International(CI)とガイアナ大学と協働し、ガイアナ国民の職業訓練や環境保護プログラムを展開すると発表した。エクソンモービル財団が、CIやガイアナ大学の活動に今後5年間で1,000万米ドル(約11億円)を拠出する。  今回のプログラムは、ガイアナ政府が掲げる15年計画「グリーン国家開発計画」の一環。同計画では、ガイアナの産業構造の多様化を図り、経済成長と環境保護を両立させることを目指すもの。  同プログラムでは、まずCIのガイアナ支部がプログラムの詳細を設計し、CIガイアナ支部とガイアナ大学が教育、職業訓練、研究の機会を提供する。職業訓練では、環境やサステナビリティ分野での雇用創出や起業家創出を狙う。また、ルプヌニ湿地帯でのマングローブ林保全やガイアナ沿岸部での地域の漁業団体の持続可能な漁業推進を支援する。  米エクソンモービルは、ガイアナで石油・ガスの採掘事業を展開している。 【参照ページ】ExxonMobil Foundation Invests US $10 Million in Guyana for Research, Sustainable Employment and Conservation

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【国際】米NASAとConservation International、衛星データを用いた自然環境監視ツール開発で連携

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 NASA(米航空宇宙局)と国際環境NGOのConservation International(CI)は2月22日、衛星データを用いて各地域の自然資源や保護・マネジメントする3年間のパートナーシップを締結した。NASAはCIがアフリカで実施している土地生態系プロジェクト「Gaborone Declaration for Sustainability in Africa」と、東南アジアのメコン川流域の水資源管理プロジェクト「Freshwater Health Index」を支援する。NASAの研究員が、各衛星の遠隔監視データから地域や国レベルでの生態系をマッピングするモデルを開発する。  衛星データは自然環境や人間社会のサステナビリティを高めるための有望なデータ・ソースとなると言われており、今回開発するデータモデルは、他の地域でも活用できるものとなる。  Gaborone Declaration for Sustainability in Africaは、2012年のアフリカサミットで決議されたプロジェクトで、政府とNGOが連携し、経済成長と自然環境保護を両立させる取組を実施。Conservation Internationalが事務局を担当している。  Freshwater Health Indexは、政府や自治体等のオンライン意思決定サポートツールで、各地域の水系や生態系の状況をチェックできる。現在はメコン川流域でパイロットプロジェクトを実施し、政府や他の関係者も参加している。林業、漁業、観光業等への影響も計測し、幅広い用途を目指している。 【参照ページ】New Partnership Aids Sustainable Growth with Earth Observations

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【アメリカ】SCジョンソン、アマゾン熱帯雨林保護でマッチング寄付プログラムを開始

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 消費財大手米SCジョンソンは2月6日、国際環境NGOのConservation Internationalのアマゾン熱帯雨林保護プロジェクトを支援するための新たなプログラム「Acre-for-Acreマッチング・チャレンジ」を発表した。  このプログラムは、市民がConservation Internationalが展開するアマゾン熱帯雨林保護プロジェクトに寄付する度に、同額の資金をSCジョンソンからConservation Internationalに寄付するというもの。Conservation Internationalは、1エーカー(約4,000m2)の熱帯雨林を保護するのに25米ドルが必要としており、SCジョンソンは寄付が5,000エーカーに達する、すなわち125,000米ドル(約14億円)になるまでこのマッチングプログラムを継続する。  さらにSCジョンソンは、Conservation Internationalが熱帯雨林の大切さを知ってもらうために製作した動画「Under the Canopy」のサポートも実施する。この動画は、VR(仮想現実)技術を用いた360℃映像動画で、実際に熱帯雨林の中にいるような体験ができる。この動画を通じて、熱帯雨林の森林資源が水資源や気候変動に対して果たしている役割を学ぶことができる。  同社は消費財メーカーとして、紙やパーム油など森林資源の調達を行っている。2020年までに森林伐採をゼロにすることを宣言しており、世界最大の消費財業界団体「CGF(The Consumer Goods Forum)」が制定した「Pulp、Paper and Packaging Guidelines」を全て遵守している。Conservation Internationalとの協働も長く、自然保護分野で地域社会とのエンゲージメントを実施。1990年代には、ブラジルのカーティンガ地区の2つの保護区プログラムにも参加してきた。今日では、ブラジル・マナウスにある製造拠点を含む同社の拠点3分の1では埋立廃棄物排出がゼロとなっている。 【参照ページ】SC Johnson Launches Acre-for-Acre Match to Protect Amazon Rainforest

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【アメリカ】コーヒーを世界で最初の持続可能な農産物に。スターバックスらがSustainable Coffee Challengeを開始

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 米スターバックスは12月3日、パリで開催されたCOP21の中で、NGOのConservation Internationalおよび他のパートナー企業らとともに、コーヒーを世界で最初の持続可能な農作物にするためのイニシアチブ、Sustainable Coffee Challengeを開始すると発表した。  同イニシアチブは、持続可能なコーヒーの生産を業界の標準慣行とするべく、企業とNGOらが協働してコーヒー業界共通のサステナビリティ・フレームワークを開発することを目的としている。参加団体にはスターバックスをはじめ、Ceres、Fairtrade Associationら21団体が名を連ねている。今後、Conservation Internationalは100日間に渡ってパートナーらと共に今後の計画を作成し、来年3月にエチオピアの首都アディスアベバで開催されるWorld Coffee Conferenceにて最初のアクションプランを公表する予定だ。  スターバックスによると、現在世界のコーヒー豆の約50%がサステナビリティ基準に沿って生産されているものの、この数字にはこれまで同社をはじめとするコーヒー企業が取り組んできた持続可能な農業慣行を支援するための多額の投資が考慮されておらず、さらに市場においてはコーヒー全体の12%しか「Sustainable Coffee(持続可能なコーヒー)」として販売されていないという。  今回のイニシアチブ設立にあたり、CIの会長兼CEOを務めるPeter Seligmann氏は、コーヒー業界全体に共通する「サステナビリティ」の定義、およびその進捗度合いを測定するための基準の必要性を指摘した。  また、スターバックスの副社長を務めるCraig Russell氏は「コーヒー業界の存続は、世界中のコーヒーに関わるコミュニティの社会・経済・環境の状況に直接関わっている。スターバックスは全てのコーヒーを地球に配慮した可能な限り最も倫理的な方法で調達することにコミットしている。我々は将来の農家やその家族の暮らしを保証するための有意義かつ継続的な解決策に焦点を当てた呼びかけ、Sustainable Coffee Challengeの一員であることを誇りに思う」と語った。  現在世界では毎年6000億杯ものコーヒーが飲まれており、コーヒーに対する需要は拡大し続けている一方で、世界の主たるコーヒー生産地では既に温暖化や干ばつ、異常気象などの気候変動により生産に大きな影響が出始めている。  Sustainable Coffee Challengeは、持続可能な生産慣行の推進により、コーヒー業界全体の経済的な発展に寄与するだけではなく、世界2500万のコーヒー農家の生活や地域の環境などにも大きな恩恵をもたらすことが期待されている。  世界のコーヒー農家のほとんどは小規模農家であり、コーヒー業界のサステナビリティを担保するためには持続可能な農業慣行の推進を通じてそれらの農家の生活を向上させ、気候変動にレジリエントなサプライチェーンを構築することが必要不可欠となる。業界全体のコレクティブ・アクションとして今後Sustainable Coffee Challengeがどのような取り組みを展開していくのか、来年の発表に期待したい。 【参照リリース】Making Coffee the World’s First Sustainably Sourced AgriculturalProduct 【参照リリース】Can Coffee Become the World's First Sustainable Agricultural Product? 【団体サイト】Conservation International 【企業サイト】Starbucks (※写真提供:NorGal / Shutterstock.com)

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【アメリカ】スターバックス、コーヒー農家に100万本のコーヒーの木を提供へ

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 米スターバックスは9月28日、高品質なコーヒー産業を支援するという同社のコミットメント拡大の一環として、新たにコーヒー農家に対して100万本のコーヒーの木を提供する取り組みを開始すると発表した。  2016年9月まで、米国内の店舗で販売されているコーヒーパックが1袋売れるたびにコーヒーの木を1本植樹するという"Starbucks One Tree for Every Bag"キャンペーンを展開し、コーヒーの木に損害を与える病原菌の影響により高品質なコーヒーの生産が困難となった農家に対して新たなコーヒーの木を提供する。  スターバックスはパートナーのSustainable Management Serviceと協働し、まずはメキシコ、グアテマラ、エルサルバトルのコーヒー農家の支援から開始する。現在同社は世界で6か所の農家支援拠点を設けており、2015年内にインドネシアのスマトラ、2016年にはメキシコと新たに2拠点増やす予定だ。  同社はこれまでにも同様の農家支援プログラムを展開している。スターバックス・メキシコはTodos Sembramos Café(We All Grow Coffee)と呼ばれるコーヒーの木再生プログラムを実施し、18万本以上の病原菌耐性のある木をチアパスの60以上のコーヒー農家に提供し、コーヒー豆の品質および収穫の安定性を維持するためのトレーニングを実施してきた。2年目には更に36万本のコーヒーの木が寄付される予定となっており、合計50万本を超える支援が行われる予定だ。  現在スターバックスは30以上の国からコーヒーを調達しており、同社の規模が高品質なコーヒーを調達できる理由となっている。そのため、同社はコーヒー産業全体の供給の安定性や農家の生活向上に対する投資は自社の社会的責任と位置付けている。  これまでにスターバックスは7000万米ドル以上をコーヒー豆の倫理的な調達のために投資し、コーヒー農家のコミュニティ支援、気候変動の影響低減に向けた援助、長期に渡る安定した収穫量の確保や農家の生活安定に向けた支援に取り組んできた。今後も世界最大のコーヒー小売チェーンとして持続可能なコーヒー産業の実現に向けた取り組みが期待される。 【参照リリース】Starbucks Distributes One Million Coffee Trees to Farmers 【企業サイト】Starbucks (※写真提供:Sergey Kohl / Shutterstock.com)

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