エネルギー分野に特化したコンサルティングファームのDistributed Energy Financial Group (DEFG)は、電気料金をプリペイド式に切り替えた利用客は、電力の消費行動に変化が生まれ、以前に比べ電気消費量を5.5%~14%削減するとの調査結果を発表した。消費量がリアルタイムでわかることや、電気の使い方についての理解が高まった結果、節約行動に結びついたと考察している。調査に参加した4人に3人が電気料金が下がるように使い方を変化させた。さらに、全体の92%がプリペイド方式に「とても満足」もしくは「満足」と回答した。
調査はアメリカ北西部でプリペイド式を導入している2つの電力会社を対象に、プリペイド式による電力消費の節約の可能性について理解を深めるために実施された。1394の顧客から電力使用のデータを得るとともに、2013年秋に実施したアンケートでうち112人の回答を得た。
DEFGのExecutive Vice President、Darren Bradyは「プリペイド式への切り替えで、利用客が電力消費の削減と電気料金の節約に向けてより積極的になった。プリペイド式は単に支払いが便利になるだけはなく、毎日何に電気を使っているの知ることで、一人ひとりが電気の使い道を考えるようになる」と話している。
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