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【アメリカ】ペプシコ、スタンフォード大の責任あるAI研究プログラムに参画。食品・消費財業界で初

 食品世界大手米ペプシコは6月29日、倫理的で責任ある人工知能(AI)の開発で、米スタンフォード大学の人間中心AI研究所(HAI)と協働すると発表した。HAIの「コーポレート・アフィリエイト・プログラム」に食品・消費財業界として初参画する。

 HAIの「コーポレート・アフィリエイト・プログラム」は、AIの研究、方針、導入に関心を持つ企業との共同研究プログラムで、HAIの専任コーポレート・メンバーシップ・チームがコーディネートし、参画企業がスタンフォード大学の教授陣、学生、他のコーポレート・メンバーと交流する機会を提供している。プログラムは、「全般」「金融」「食品・消費財・小売」の3つで構成されている。

 今回のペプシコとの共同研究では、「サプライチェーン・予測・スマート製造」「消費者への直接的なインパクトとパーソナライゼーション」「人工知能(AI)と組織設計」「人工知能(AI)とサステナビリティ」の4分野に注力する。

 サプライチェーン・予測・スマート製造では、人工知能(AI)を活用し、サプライチェーン全体の定常業務を最適化。在庫や需要パターン等を予測し、人的ミス削減、時間とリソースを確保できるようにする。消費者への直接的なインパクトとパーソナライゼーションでは、消費者需要の優先順位付けと管理を可能にし、顧客ロイヤリティの向上につなげる在り方を分析する。

 人工知能(AI)と組織設計では、迅速な意思決定プロセスを確立し、従業員がクリエイティブで戦略的な業務に集中できるようにしていく。また人工知能(AI)とサステナビリティでは、オペレーションの最適化により二酸化炭素排出量削減や農産物の品質と生産性向上を狙う。

【参照ページ】PepsiCo collaborates with Stanford Institute for Human-Centered Artificial Intelligence to shape responsible AI standards

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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