世界経済フォーラム(WEF)は5月15日、グリーン・トランジションとデジタルトランスフォーメーション(DX)をテーマとした拠点をマレーシア政府と共同設立したことを発表した。WEFが世界各地で設立する「第4次産業革命センター(C4IR)」のASEAN初の拠点となる。
同センター「C4IRマレーシア」は、マレーシアのグリーン・トランジションとDXの支援に重点を置き、デジタル経済の発展を促進させる役割を担う。マレーシアをデジタル主導の高所得国かつ地域リーダーへ変貌させるための経済省所管のイニシアチブ「MyDIGITAL」が中心となり運営する。マレーシア政府は、経済省の直下にMyDIGITAL Corporation庁を2021年に創設している。
WEFは、C4IRの本部をサンフランシスコに設置。支部「C4IRグローバル・ネットワーク」として、日本、インドのマハーラーシュトラ州とテランガナ州、コロンビア、アラブ首長国連邦(UAE)、イスラエル、ノルウェー、南アフリカ、ルワンダ、ブラジル、サウジアラビア、アゼルバイジャン、トルコ、カザフスタン、アラブ首長国連邦(UAE)、米国先端製造センター、セルビア、米国信頼性技術センター、マレーシアの19拠点を設置している。
【参照ページ】Centre for the Fourth Industrial Revolution Malaysia to Accelerate Green Transition, Digital Transformation
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