スイス重電大手ABB、仏水素製造Lhyfe、独洋上風力発電Skybornの3社は5月8日、欧州最大規模のグリーン水素製造プロジェクト「SoutH2Port」を共同実施すると発表した。
同プロジェクトでは、スウェーデンのセーデルハムンに新たな水素製造プラントを建設。LhyfeとSkybornが共同運営する。水素製造に使用する電力は、Skybornが保有する設備容量1GWのStorgrundet洋上風力発電所から調達。同プランでは、本格稼働時に、水素を日量約240t製造することができる。グリーン水素の生産規模で欧州最大級。
生産した水素は、水素の直接供給、メタノールや持続可能な航空燃料(SAF)、アンモニア等の生産後の供給等を検討している。
同プロジェクトに対し、ABBは、オートメーション、電気、デジタル技術等、水素製造と発電の統合を最適化するための専門的知見を提供。同プロジェクトを通じ、スウェーデンでの新たな雇用やビジネス機会の創出を進める。
【参照ページ】ABB collaborates with Lhyfe and Skyborn on one of Europe’s largest renewable hydrogen projects
【画像】ABB
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