世界経済フォーラム(WEF)の低炭素排出技術(LCET)イニシアチブの加盟企業7社は5月8日、オランダ独立研究機関TNOとの間で、廃プラスチック処理に関する「LCET R&Dハブ」を設立するための協力協定を締結したと発表した。
【参考】【国際】化学業界10社、低炭素技術開発で独立法人創設へ。世界経済フォーラムのLCETイニシアチブ(2021年10月16日)
今回参加したのは、BASF、Covestro、ダウ、三菱ケミカル、SABIC(サウジ基礎産業公社)、ソルベイ、ライオンデルバセルの7社。同ハブは、二酸化炭素排出量を削減し、廃プラスチックのリサイクル率を高める廃棄物処理の新技術開発に重点を置く予定。第1弾のプロジェクトは2023年後半に開始される。
LCET R&Dハブは、LCETイニシアチブの最初のプロジェクトとなる。ケミカルリサイクルとマテリアルリサイクルの双方を対象とし、業界のブレイクスルーを目指す。
【参照ページ】Global Chemical Companies Sign Agreement on R&D Hub for Plastic Waste Processing Incubated by World Economic Forum
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら