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【中国】ヤム・チャイナ、栄養・健康方針改訂。外部ガイドラインに栄養素を準拠。減塩・減糖も

 中国外食大手ヤム・チャイナ・ホールディングスは4月3日、同社の「栄養・健康方針」を改訂し、新たなコミットメントを発表した。「中国食事ガイドライン(2022年版)」を適用する。

 今回の方針改訂では、栄養素、バランスの摂れた食事、子供の健康の3つをカバー。コミットメントとして、外部ガイドラインの遵守や定量目標を設定を打ち出した。具体的には、

  • ケンタッキーフライドチキン(KFC)、ピザハット、タコベルの子供向けメニューは、中国栄養学会(CNS)の「外食産業が学齢期の子どもに提供する食事のための栄養ガイドライン」に100%準拠(すでに2022年達成)。
  • ケンタッキーフライドチキン(KFC)、ピザハット、タコベルの軽食メニューは、中国料理協会の「栄養ライトミール設計ガイドライン」に100%準拠(すでに2022年達成)。
  • ケンタッキーフライドチキン(KFC)、ピザハット、タコベルの全メニューで、水素化油脂及び部分水素化油脂に由来するトランス脂肪酸を全廃。
  • フライドポテト、ケチャップ、冷凍チーズの塩分を2020年比で2030年までに700t以上削減
  • 砂糖を2020年比で2030年までに4,500tトン以上削減

 同社は今回、健康や利便性が重視される中、軽食の需要が高まっていると指摘した。そのため、2022年に中国料理協会が発表した「栄養価の高い軽食設計のためのガイドライン」の策定に参加し、エネルギーや食の多様性に着目。さらに、ピザハットは、多様な野菜、高品質のたんぱく質、果物や穀物、低GIのブロッコリーオルゾパスタ等、10種類以上の食材を使用し、栄養とおいしさのバランスがとれた「エネルギーボウル」の発売も開始している。

 子供向けメニューでは、中国栄養学会(CNS)が発行した「外食産業が学齢期の子どもに提供する食事の栄養ガイドライン」に従い、栄養バランスの摂れた食事を提供していくとした、2022年には、KFCとタコベルが、子供向けメニューを刷新し、牛肉バーガー、とうもろこし、トマトがセットになったメニューを投入した。

 今後も、揚げる、焼く、煮る、ソテー、グリル等、多様な調理法でメニューの選択肢と栄養価を高めていくと伝えた。

【参照ページ】Yum China Releases 2022 Sustainability Report

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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