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【インド】タタ・モーターズ、低炭素・脱炭素型車両開発加速。EV、FCV、CNG等

インド自動車大手タタ・モーターズは6月2日、SUVタイプの電気自動車(EV)車種「Nexon EV MAX XZ+ LUX」を発表した。「Nexon」シリーズの最上位モデルとなる。

 Nexon EVは、すでに45,000台以上の販売実績がある。カシミールからカニャクマリまでの4,000kmを4日以内で完走した最速記録も保持。インドで最も売れているEVの地位を確立している。英語、ヒンディー語、ベンガル語、タミル語、テルグ語、マラティ語の6言語による180以上の音声コマンドを搭載。操作ディスプレイや音響等にもこだわった。

 EVの普及に向けては、同社は6月7日、EVオーナー向けの顧客参加型プログラム「EVOLVE」を発表。様々な体験、ディスカッション・フォーラム、ポイント制度、特典等を提供し、オーナーコミュニティを構築していく。第一弾として、期間限定の顧客紹介プログラムを開始し、「お金では変えない体験型の特別特典」を売りにする。

 同社は他にも、5月22日、インド初のツインシリンダーCNG(圧縮天然ガス)技術を搭載した車種「Altroz iCNG」も上市している。同社のCNG燃料車種は、2022年1月に発表した「Tiago iCNG」「Tigor iCNG」に続き3車種目となる。

 同社は、燃料電池自動車(FCV)や水素エンジン自動車の開発も進めている。4月26日には、米重工業大手カミンズとの間で車両製造に関する契約を締結。

 米重工業大手カミンズとインド自動車大手タタ・モーターズは4月26日、低エミッション、ゼロエミッション車両製造に関する契約を締結したと発表した。1993年から続いている両社の協力関係を発展させ、合弁会社タタ・カミンズ・プライベート・リミテッド(TCPL)の100%子会社AcceleraTM by Cumminsを新設。水素エンジン自動車、水素燃料供給システム、電動パワートレイン、燃料電池システム等の技術開発と製造を進める。

【参照ページ】Tata Motors today launches the upgraded Nexon EV MAX XZ+ LUX
【参照ページ】Celebrating World Environment Day, Tata Motors introduces ‘EVOLVE’ – an exclusive customer engagement programme for Tata EV owners
【参照ページ】Tata Motors disrupts the CNG market with the launch of Altroz iCNG
【参照ページ】CUMMINS INC. AND TATA MOTORS STRENGTHEN THEIR 30-YEAR ALLIANCE TO POWER A CLEANER INDIA WITH LOW- TO ZERO-EMISSIONS TECHNOLOGIES FOR MOBILITY SOLUTIONS
【画像】Tata Motors

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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