英小売大手セインズベリーと英自動部品製造ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング(WAE)は7月26日、二酸化炭素排出量と水消費量の削減技術を開発するスタートアップ支援で協働すると発表した。初回の投資先は、2022年末までに発表予定。
セインズベリーは、2035年までにスコープ1、スコープ2でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成が目標。今後4年間で、自社の事業活動での二酸化炭素排出量と水消費量削減に、最低500万ポンド(約8億円)を投じる。今回のアクションもその一環。
WAEは、スタートアップ企業の発掘の発掘を担当。セインズベリーのサプライチェーン関連に限らず、様々な分野のアーリーステージの企業を投資対象とする。セインズベリーは、投資に加え、投資先スタートアップ企業や中小企業の技術開発、実証、展開の加速も支援する。
セインズベリーは2017年、WAEと省エネ技術開発スタートアップAerofoil Energyが共同開発した省エネ技術を同社小売全店の冷蔵庫に導入。推定15%のエネルギー消費量削減を実現している。
【参照ページ】Sainsbury’s gives green light to sustainable start-ups with £5 million investment
【画像】Sainsbury’s
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