環境省、日本経済団体連合会(経団連)、世界経済フォーラム(WEF)は3月3日、世界経済フォーラムが開催した「ジャパン・サーキュラーエコノミー・ラウンドテーブル」の場で、「サーキュラーエコノミー・パートナーシップ」を締結したと発表した。官民連携の検討を深める協議を行う。
同ラウンドテーブルは、世界経済フォーラムの「サーキュラーエコノミー・イニシアチブ」がオンラインで主催し、環境省が後援。3月2日と3日に2日間の議論を行った。出席者は、小泉進次郎環境相、オランダのスティチェ・ファン・フェルトホーヘン環境相、ボルゲ・ブレンデ・世界経済フォーラムCEO、石井菜穂子・東京大学教授、和賀昌之・三菱ケミカル社長、杉森務・経団連副会長等。
今回締結したパートナーシップは、産業界と政府のリーダーが、日本でのサーキュラーエコノミーを加速させ、日本のベストプラクティスを、サプライチェーンは日本内外の顧客に対し展開していくことを謳った。世界経済フォーラムの「サーキュラーエコノミー・イニシアチブ」とも連携し、戦略やアプローチ手法を伝授していく。
同フォーラムでは、電子廃棄物(E-Waste)が中心的に議論された。サーキュラーエコノミー・パートナーシップでは、プラスチックだけでなく、電子廃棄物についても対象にしていくとみられる。
【参照ページ】Japan Launches Circular Economy Collaboration with World Economic Forum
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