仏運用会社大手6社は11月11日、フランスを代表する株式インデックス「SBF120」の採用120社の執行側役員の女性比率を2025年までに30%以上に引き上げることを目標とするイニシアチブ「30%クラブ・フランス・投資家グループ」を発足した。同様のグループが発足したのは、英国、カナダ、オーストラリア、ブラジル、日本に続き、6カ国目。
今回同グループ発足を主導したのはアクサ・インベストメント・マネージャーズ。他に、アムンディ、シムコア・アセット・マネジメント、仏郵政公社アセット・マネジメント、ナティクシス・インベストメント・マネージャーズ、オストラム・アセット・マネジメントの5社が参画した。運用資産の合計は3兆ユーロ(約370兆円)。120社のCEO、取締役、指名委員、人事担当役員に対しエンゲージメントと議決権行使を積極的に行っていく。
同グループは、各社に対し自発的に30%以上の目標を設定するよう働きかける。また、女性比率だけでなく、各階層での採用や昇進に関するプロセスにも注目し、ジェンダーダイバーシティを実現していく体制になっているかもチェックしていく。
同グループは、今後も同120社に投資しているフランス内外に機関投資家にも参画を募る。
【参照ページ】SIX ASSET MANAGERS LAUNCH THE 30 % CLUB INVESTOR GROUP IN FRANCE
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