保険世界大手独アリアンツの中国法人「アリアンツ・インシュランス・ホールディングス」は2月3日、中国での新型コロナウイルス蔓延に対応するため、緊急対応ファンドを、親会社アリアンツと共同で設定したと発表した。ファンド規模は、400万人民元(約6.3億円)。アリアンツの災害復興ファンドと、中国法人が資金を拠出。上海に本社を置く中国法人が運営する。
今回のファンドでは、武漢地方の前線で対応している人々を支援するもの。医薬品、寄付、保険等を提供する。アリアンツ中国生命保険とアリアンツ京東ゼネラル保険も、顧客保護のための暫定的な緊急措置も発動し、保険請求への優先対応、指定病院や指定薬以外の申請の受付、待機期間の免除等の措置を打つ。
英紙ロイターによると、新型コロナウイルス蔓延に伴う休業補償やキャンセル補償については、低額の損害保険では保険支払の対象外になっていることが多いという。
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