スウェーデンのESG投資推進企業GESは10月9日、チョコレートのサプライチェーンにおける児童労働撲滅に関するレポート「Progess Report October 2018」を発表した。GESは1992年設立。同レポートの発表は、昨年に続き2回目。同レポートでは、チョコレート世界大手7社の児童労働対策ランキングも発表している。
【参考】【スウェーデン】ESG投資推進GESと60の機関投資家、チョコレート産業に児童労働撲滅要請(2017年10月18日)
評価対象となった7社は、ネスレ、ハーシー、モンデリーズ・インターナショナル、リンツ、バリーカレボー、オーラム・インターナショナル、カーギル。トップは、モンデリーズ・インターナショナルで8点満点中6点を獲得した。また、ハーシーを除く6社は、昨年からの改善が見られた。スコアは、「児童労働の監視・改善」「生産農家所得向上」の2つの観点で評価される。
(出所)GES
同レポートは、投資家に対しても、児童労働問題への対処を進めるガイダンスを記載されている。
【参照ページ】Progress report on investor expectations and corporate benchmark in cocoa
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