サプライチェーンのサステナビリティ評価ソリューションを提供するフランスのEcoVadisは12月14日、欧米で活動するベンチャーキャピタルPartech Venturesから3,000万ユーロ(約37億円)の出資を受ける資金調達を実施したことを発表した。Partech Venturesの取得株式は50%未満のマイナー出資。EcoVadisが外部から出資を受ける資金調達を行うのは今回が初。
EcoVadisは、グローバルサプライチェーンの企業の環境的・社会的慣行を改善することを目指し2007年に創業。サプライチェーン向けに取引相手企業のCSR状況を評価するサービスを主とし、現在までに世界大手150社以上にサービス提供してきた。クライアント企業の調達総額は1兆米ドル以上となる。同社は創業以来毎年50%以上の売上増を実現。従業員は世界全体で約320名。昨今、サプライチェーンの調達元企業を評価するビジネス需要が増加しており、今回の資金調達を受け、CSR格付(CSR Ratings)事業を拡大していく。
今回のディールは、欧州を中心にIT企業のM&A仲介を手がけるGP Bullhoundが手がけた。
【参照ページ】EcoVadis Raises €30m To Radically Expand Its Leadership In Global Supply Chain Sustainability Ratings
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