飲料業界の国際的な環境サステナビリティ向上業界団体BIER(Beverage Industry Environmental Roundtable)は12月15日、飲料工場を脱炭素化するためのハンドブックを発表した。各企業が自発的に脱炭素化アクションを始まるためのポイントをまとめた。
今回BIERは、二酸化炭素を大量に排出している各業界の工場は脱炭素化が必要になってきていると指摘。また多くの企業は二酸化炭素排出量削減に向けた目標を設定しているが、依然として小規模の削減に留まっており、カーボンニュートラルにするための抜本的な改革が必要とした。
脱炭素化アクションは、各地域毎の課題や事情にあわせて行う必要があるため、今回のハンドブックは、全体に通用する基礎的なアクションを整理。「省エネによる削減」「エネルギーを転換する排出回避」「人工技術や自然型ソリューションを活用した炭素回収や炭素隔離」「カーボンオフセットやクレジット等を活用した補償」の4つを解説した。
【参照ページ】THE BEVERAGE INDUSTRY ENVIRONMENTAL ROUNDTABLE (BIER) RELEASES THE FACILITY DECARBONIZATION PLAYBOOK
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