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【オーストラリア】留学生労働者の最低賃金以下での就業が常態化。人権NGOが調査報告

 オーストラリア人権NGOのMigrant Worker Justice Initiative(MWJI)は6月24日、留学生労働者の賃金に関する調査レポートを発表した。多くの留学生労働者が最低賃金を下回る状況が常態化していることが明らかとなった。

 MWJIは今回、留学生5,000人以上を対象に調査を実施。そのうち77%は時給が最低賃金の12豪ドル(約900円)を下回っていたことがわかった。学部学生では32%、全学生では26%が時給が最低賃金の半分を下回っていた。

 調査では、留学生の86%が最低賃金を下回っていることを認識しており、62%は違法だということを認識していた。英語力の影響では、英語力が低い人では91%が最低賃金を下回っていたが、英語力が高い人でも68%が下回っていた。

【参照ページ】INTERNATIONAL STUDENTS AND WAGE THEFT

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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