化学世界大手独バイエルは7月9日、サステナビリティ推進の一環としてプレシジョン農業を支援するため、人工知能(AI)・データ分析企業Prospera Technologiesと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
今回の提携では、バイエルの野菜生産、作物保護、デジタル・トランスフォーメーション(DX)に関する知見と、Prosperaのデータ及び人工知能(AI)の強みを統合。高品質の果物・野菜栽培のためのクラウドサービス型の支援ツールを共同で提供していく。
同ツールは、Prosperaのデータ可視化・分析を活用し、温室栽培での収益性やサステナビリティの向上を目的としたもの。具体的には、状態に応じて場所毎の給水量や天然肥料の量をコントロールできる。これにより、省資源とコスト削減を実現しにいく。
両社は、野菜生産の重要市場であるメキシコで、同サービスの初期運用と現地調査を7月から開始。同地域の消費者と協働し、デジタル化した農業システムを継続的に改善していく。
【参照ページ】Bayer partners with Prospera Technologies Inc. to develop integrated digital solutions for vegetable greenhouse growers
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら