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【アメリカ】海洋大気庁、2018年の高潮洪水統計を発表。今後も大きく増加

 米商務省海洋大気庁は7月10日、2018年5月から2019年4月の間の米沿岸部での高潮洪水統計を発表し、記録開始以降過去最大の回数を記録したと発表した。この傾向は今年も続く見込み。

 高潮洪水は、豪雨による洪水ではなく、満潮時に沿岸部の堤防を超えて浸水する減少。晴れている日にも起こることから「サニーデイ洪水」とも呼ばれている。高潮洪水が増加している背景には、気候変動による海面上昇が関係していると考えられている。

 NOAAは、高潮洪水が急速に増加している地点を40ヶ所特定。また徐々に発生が増えている場所としても25ヶ所をマークした。2019年の予測としては、2000年から比べると発生回数は2倍の予想。特に北大西洋地域では2.4倍、南東部では2・9倍、メキシコ湾西部では2.3倍の予想。

 長期予測では、2030年までに全国平均で7日から15日間の高潮が発生すると見通した。さらに2050年では25日から75日にまで増加する。

[2020年7月16日訂正]
回数に関する内容を修正した。

【参照ページ】U.S. ties record for number of high tide flooding days in 2018

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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