国際標準化機構(ISO)は3月21日、「世界水の日」の3月22日に合わせ、ISOの都市部での水再利用ガイドラインの活用促進を提唱した。世界では、2030年までに、2,400万人から7億人が水不足のため移住を余儀なくされると予想されており、対策が急がれている。
ISOは、都市部での水再利用(中央管理型水再利用システムのためのガイドライン)「ISO20760」のうち、パート1「中央管理型水再利用システムの設計原則:ISO20760-1」を2018年2月に、パート2「中央管理型水再利用システムのマネジメント):ISO20760-2」を2017年11月にリリースした。
20世紀には、人口増加の2倍以上のスピードで水消費量が増加した。今後も、乾燥地帯を中心に都市部では大きな水ストレスを抱えていく。都市部での水再利用や水循環システム構築は、都市設計の上で非常に重要な要素をなってきている。
【参照ページ】A standard for water reuse brings hope for water scarcity
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