エネルギー・資源 【スウェーデン】ネステ、民間リージョナルジェットで100%SAF使用試験飛行に世界初成功 フィンランド石油化学大手ネステは6月21日、仏航空機製造ATR、及びスウェーデン航空会社ブラーテンズ・リージョナル・エアラインズ(BRA)と協働し、民間のリージョナルジェットで100%持続可能な航空燃料(SAF)による試験飛行に世...
政府・国際機関・NGO 【国際】2°ii、ESGインデックスの課題分析。MSCI World Climate indexを高く評価 金融業界の気候変動対応を促す国際イニシアチブ2° Investing Initiative(2°ii)は6月17日、ESGインデックスに関する研究報告書を発表。米MSCIの一連のESGインデックスを対象に課題を指摘した。 まず、通常インデックス「MSCI Wor...
政府・国際機関・NGO 【EU】欧州委、外国との貿易協定で環境・人権重視の計画発表。貿易制裁規定も導入へ 欧州委員会は6月22日、世界中の気候変動、環境、労働権の保護に向け、EU通商政策を活用する新たな計画を発表した。EUの貿易協定の中に、貿易と持続可能な開発(TSD)の章を戦略的に強化していく考え。 EUの近年の貿易協定には、
政府・国際機関・NGO 【国際】CDP、2023年のCDP気候変動からプラスチックに関する設問追加の意向。パブコメ募集 国際的な環境情報開示推進NGOのCDPは6月13日、2023年のCDP気候変動の質問票から、プラスチックに関する設問を追加する案を発表。パブリックコメントの募集を開始した。締切は7月1日。 今回追加する設問案では、
政府・国際機関・NGO 【EU】欧州委、自然再生法と農薬50%減で政策発表。生物多様性戦略を具体化 欧州委員会は6月22日、欧州グリーンディール政策やFarm to Fork戦略に基づき、自然再生法と、2030年までに化学農薬の使用とリスクを50%削減するEU規則制定の方向性を採択した。今後、欧州議会とEU理事会との交渉に入る。 自然再生...
商社・物流 【EU】欧州議会、ETS規制強化と国境調整税の対象品目拡大を決議。EU理事会との交渉へ 欧州議会は6月23日、欧州委員会が採択した包括的気候産業規制「Fit for 55」の方針を再審議。EU排出権取引制度(ETS)の強化と社会気候基金(SCF)の設立を求める欧州委員会の政策に対し、賛成479、反対103、棄権48の賛成多数で採択...
食品・消費財・アパレル 【日本】農水省、日本の食料安全保障のリスク分析結果発表。多くで「重要なリスク」 農林水産省は6月21日、日本の食料安全保障に関し、包括的な検証を実施した結果を公表した。「食料安全保障に関する省内検討チーム」を立ち上げ、リスク管理の国際規格「ISO31000」に準拠し、リスクを特定した。 対象リスクでは、
小売・宿泊・飲食・店舗 【カナダ】政府、使い捨てプラ6品目を2023年末に販売禁止。2025年末には世界初の輸出禁止 カナダのスティーブン・ギルボー環境・気候変動相とジャンイヴ・デュクロ保健相は6月20日、2023年12月以降、使い捨てのプラスチックの販売を禁止し、2025年末までに輸出を禁止する政策を発表した。 今回の発表では、
エネルギー・資源 【日本】外務省、バングラとインドネシアの石炭火力新設支援の中止発表。NGO勝利宣言 小野光彦外務報道官は6月22日、バングラデシュの石炭火力発電所マタバリ1号機及びマタバリ2号機の拡張として日本政府と進めていたマタバリ3号機とマタバリ4号機の開発事業と、インドラマユ石炭火力発電事業の支援中止を発表した。 ...
食品・消費財・アパレル 【北米】ゼネラル・ミルズ、ESMCクレジット販売拡大で4億円投資。土壌改善・水・CO2排出量 穀物世界大手米ゼネラル・ミルズは6月7日、土壌炭素貯蔵の増加、二酸化炭素排出量の削減、水質の改善に対するクレジット発行・販売を行う自主的な市場プログラム「エコ・ハーベスト」の拡大に向け、300万米ドル(約4億円)の投資を...
小売・宿泊・飲食・店舗 【フランス】カルフール、EVレンタル開始。テスラ導入。小売店EV充電スタンド拡充と両輪 小売世界大手仏カルフールは6月16日、同社のレンタカー子会社カルフール・ロケーションを通じ、最新型の電気自動車(EV)のレンタル提供を開始すると発表した。小売大手では世界初。テスラのモデルYとモデル3をラインナップに加えた...
エネルギー・資源 【国際】米バイデン大統領、主要国に気候変動対策強化呼びかけ。エネルギー、自動車、食料 米ジョー・バイデン大統領は6月17日、主要17カ国・地域の国際会議「エネルギーと気候に関する主要経済国フォーラム(MEF)」の第29回会合を開催。メタン排出量削減、クリーンエネルギー技術の実証促進、ゼロエミッション車の導入、...
エネルギー・資源 【日本】国交省、2022年度国土交通白書で気候変動をテーマ。脱炭素化が不可欠 国土交通省は6月21日、2022年度の「国土交通白書」を公表。今年のテーマとして気候変動を取り上げた。気候変動による気象災害のリスクに的確に対応するためには「脱炭素化が不可欠」と表現した。 今回の白書では、気候変動による...
食品・消費財・アパレル 【日本】花王、パウダーファンデーションの中皿でケミカルリサイクルPET採用。JEPLAN(日本環境設計)協働 花王は6月16日、同社メイクブランド「メディア」のパウダーファンデーションの中皿の素材に、ケミカルリサイクルPETを使用すると発表した。JEPLAN(旧社名:日本環境設計)が原料を供給する。 花王は2021年6月から、
政府・国際機関・NGO 【国際】カーボンニュートラル宣言国が世界GDPの91%カバー。今後は質。英シンクタンク 英シンクタンクEnergy and Climate Intelligence Unit(ECIU)は6月13日、国、自治体、企業におけるネットゼロ目標設定の現状と傾向を包括的に評価した報告書「ネット・ゼロ・ストックテイク2022」を発表した。ECIUは、カーボンニュ...
政府・国際機関・NGO 【国際】米州5カ国、食料安全保障対策で7つのアクション。栄養不足と気候変動に危機感 米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、アルゼンチンの5カ国政府は6月13日、世界の食料安全保障のための役割を確認する声明を発表した。栄養問題と気候変動による農業打撃に警鐘を鳴らした。 今回5カ国政府は、
政府・国際機関・NGO 【EU】欧州委、「欧州の未来に関する会議」の方針発表。民意を政策に反映する仕組み強化 欧州委員会は6月17日、「欧州の未来に関する会議」の提案書に関する今後の対応方針を発表した。EU加盟国を経ずに、欧州の民意を反映する仕組みを強化する。 「欧州の未来に関する会議」は、フォン・デア・ライエン委員長が、2019...
政府・国際機関・NGO 【中南米】政府、地域共通タクソノミー策定作業を開始。国連環境計画とEUが支援 ラテンアメリカ・カリブ海環境相フォーラムは6月7日、ラテンアメリカ・カリブ海地域のサステナブルファイナンスに関する共通タクソノミー策定に向けたワーキンググループ(GTT-LAC)が公式に始動したと発表した。 ラテンアメリカ...
政府・国際機関・NGO 【国際】UNFCCCグローバル・ストックテイク会合、2023年各国目標引上げに向け議論本格化 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局は6月6日から16日まで、国別削減目標(NDC)を段階的に引き上げていくパリ協定の仕組み「グローバル・ストックテイク」の国際実務者会合(テクニカル・ダイアログ)「ボン気候変動会議」を開催...
IT・ビジネスサービス 【国際】WBCSD、スコープ3排出量データの統一技術仕様発表。海外大手ベンダーで相互接続性検証完了 持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)は6月16日、スコープ3のカーボンフットプリント(二酸化炭素排出量)の透明性を確保するための複数のイニシアチブを統括する新たなプログラ...