金融 【国際】OECD、世界的な債券発行増に警鐘。特に低格付発行体に大きなリスク 経済協力開発機構(OECD)は3月7日、政府と企業の債券残高が急速に上昇しており、警鐘を鳴らすレポートを発行した。 債券市場では現在、
金融 【国際】PRB、金融の健全性・インクルージョンでガイダンス発行。目標設定手法と具体的KPI提示 国連責任銀行原則(PRB)は2月21日、銀行向けに「金融の健全性とインクルージョン」ガイダンスを発行した。目標設定から実践までの進め方を提示した。 同ガイダンスを策定した「金融の健全性とインクルージョン・ワーキンググルー...
金融 【日本】GPIF、MSCI ESGジャパンからMSCI ESG日本株に運用インデックス変更。採用銘柄数増加 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は3月4日、2017年から採用している「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」に関し、「MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数」にベンチマークを変更することを決定したと発表した。す...
金融 【アメリカ】SEC、気候関連情報開示ルール最終決定。スコープ3撤回、小型株企業はCO2開示免除 米証券取引委員会(SEC)は3月6日、上場企業に対する気候関連情報開示規則を採択した。当初のスケジュールから大幅に遅れて最終決定した。最終評決は、5人の委員のうち、賛成3、反対2で僅差での採択だった。 【参考】【アメリカ】SE...
金融 【日本】三井住友銀行、エクエーター原則から脱退。NGOは再加盟を要求 三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)傘下の三井住友銀行が、プロジェクトファイナンスでの環境・社会原則「エクエーター原則(赤道原則)」から脱退していたことがわかった。同社は脱退理由を明らかにしていない。 同社は現在...
IT・ビジネスサービス 【アメリカ】アップル、2024年後半に生成AI計画開示へ。株主総会では保守派からも株主提案 アップルのティム・クックCEOは2月28日、年次株主総会の中で、生成AIの実用化計画について2024年後半に詳細を開示すると発表した。 同社の今回の年次株主総会では、
金融 【ノルウェー】NBIM、ジャーディン・マセソン等をダイベストメント決定。著しい環境破壊リスク ノルウェー公的年金基金GPFGの運用を担うノルウェー銀行投資マネジメント部門(NBIM)の理事会は2月29日、ジャーディン・マセソン・ホールディングス、ジャーディン・サイクル・アンド・キャリッジ、PTアストラ・インターナショナル...
金融 【日本】三井住友信託とERM日本、気候変動コンサルティング合弁会社設立 三井住友トラスト・ホールディングス(SMTH)傘下の三井住友信託銀行は2月29日、英ERMの日本法人ERM日本と合弁会社「ERM SuMi TRUSTコンサルティング」を新設すると発表した。出資比率は、ERM日本65%、三井住友信託銀行35%。 新会...
政府・国際機関・NGO 【国際】ISSB、各国当局のS1及びS2の受容度合い公表へ。比較可能性向上。政府にプレッシャー IFRS財団の国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は2月、サステナビリティ開示基準の「一般サステナビリティ開示事項(IFRS S1)」と「気候関連開示事項(IFRS S2)」に関し、各国・地域の受容度合いを調査すると発表。2024年前半...
金融 【日本】GPIF、「優れた統合報告書」企業の2024年版発表。伊藤忠が連続トップ 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2月21日、委託先運用会社が選定した「優れた統合報告書」企業の2024年版を発表した。同発表は今年で8年目。 今回の調査では、
金融 【国際】CBI、気候変動適応タクソノミー原案を7月に発表へ。7テーマで基準開発 国際グリーンボンド基準策定NGO気候債券イニシアチブ(CBI)は2月20日、気候変動適用の分野に関し、気候債券レジリエンス・タクソノミー(CBRT)を策定していることを明らかにした。気候変動適応の分野での適格資金使途を明確にする...
政府・国際機関・NGO 【国際】環境NGO、機関投資家に広告代理店へのエンゲージメント強化要請。「広告排出量」開示 英金融シンクタンクNGOのプラネット・トラッカーは2月23日、広告代理店のカーボンニュートラルに対する姿勢を批判するキャンペーンを開始した。広告代理店が、ESG経営を実践していると表明しつつ、環境フットプリントの多い石油・ガ...
食品・消費財・アパレル 【北米】Ceres、食品・小売・外食大手50社のスコープ3削減目標設定状況発表。前回から大きく前進 米ESG投資推進NGOのCeresは2月22日、北米の食品・小売・外食大手50社を対象としたスコープ3排出削減目標設定状況を分析した「フード・エミッション50」の2024年度結果を発表した。フード・エミッション50は2021年に北米以外も含む機...
金融 【アメリカ】Ceres、運用会社のCA100+からの脱退で声明。60以上の新規加盟を強調 米ESG投資推進NGOのCeresは2月22日、米運用大手複数社が機関投資家の気候変動集団的エンゲージメントイニシアチブClimate Action 100+(CA100+)から脱退したことに関し、声明を発表。活動第2期に入ってから、新たに60以上の機関投...
金融 【国際】CA100+、石油・ガス大手10社へのエンゲージメント強化。米運用大手から脱退相次ぐ。反ESG政治運動に苦慮 機関投資家の気候変動アクション・イニシアチブClimate Action 100+(CA100+)は1月30日、石油・ガス企業向けのネットゼロ・スタンダード(NZS O&G)の評価対象企業10社の評価結果を同イニシアチブに加盟している機関投資家の...
金融 【EU】MiFIR及びMiFID II改正法、成立。PFOF事業を全面禁止。顧客の資産データもEU単位で集約 EU上院の役割を担うEU加盟国閣僚級のEU理事会は1月20日、金融商品市場規則(MiFIR)と第2次金融商品市場指令(MiFID II)を一部改正するEU法案を可決した。欧州議会はすでに1月16日に同EU法案を可決しており、同法が成立した。EU官...
金融 【国際】アクサIM、高排出企業に気候変動ロビー活動の透明性確保要求。怠れば株主総会で反対票も 資産運用世界大手フランスのアクサ・インベストメント・マネージャーズは2月15日、2024年の株主総会シーズンを前に、コーポレートガバナンスと議決権行使に関する方針の改訂を発表。企業の気候変動ロビー活動を適切に報告するよう要...
金融 【国際】NZBA、自動車セクター向けファインスド・エミッション目標設定ガイダンス発行 2050年までの投融資ポートフォリオのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)にコミットする銀行のイニシアチブ「Net-Zero Banking Alliance(NZBA)」は2月、自動車セクター向け融資のファイナンスド・エミッション(...
金融 【国際】ICMA、トランジションファイナンス促進で発行体の移行計画策定強化提唱。カーボンニュートラル 国際資本市場協会(ICMA)は2月14日、債務資本市場におけるトランジションファイナンスに関するソートリーダーシップ・ペーパーを発行した。2020年の「クライメート・トランジションファイナンス・ハンドブック」発行以降の状況を整...
金融 【国際】PRI、機関投資家向けにインフラ・アセットクラスでのESG投資ガイド発行。直接投資と間接投資の双方 国連責任投資原則(PRI)は2月12日、機関投資家向けにインフラ・アセットクラスでのESG投資アプローチをまとめたガイドを新たに発行した。インフラへの直接投資と間接投資の双方を対象とした。 同ガイドでは、