日産自動車は9月25日、欧州市場に投入する新車は2030年までに全てEVにすると発表した。現在、同社の新車販売で欧州市場は3分の1を占める。
欧州の自動車市場では、2018年から2022年までの5年間で、EVシェアが1%から12%に増加。ハイブリッド車等の電動車両全体では5%から44%に増加した。日産自動車に絞っても、欧州ではEVシェアが16%、電動車両シェアは50%。また今後3年間で電動車両シェアは98%にまで上昇するとみたてている。
同社は欧州市場でのEV化で、英国にある日産デザイン・ヨーロッパ(NDE)と、日産テクニカルセンター・ヨーロッパ(NTCE)の2つの拠点で、4,000万ユーロ(約60億円)の投資計画が進行中。設備や従業員を増強している。また、英NTCEでは、英国政府の支援を受け、住宅地や地方の道路にフォーカスした自動運転実証研究「evolvAD」も実施している。
【参照ページ】Nissan counts down to electric-only sales in Europe
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