スウェーデン自動車大手ボルボ・カーズは9月4日、同社コーポレート・ベンチャー・キャピタル部門ボルボ・カーズ・テック・ファンドを通じ、中国EV用パワーエレクトロニクス・制御ユニット製造スタートアップLeadriveにマイノリティ出資すると発表した。今回のファンド出資は、Leadriveによる新たな資金調達ラウンドの一環。
Leadriveは、2017年に上海で設立されたスタートアップ企業。炭化ケイ素(SiC)技術を使用したパワーモジュールの設計と製造に特化している。炭化ケイ素は、高効率で柔軟な電気推進システムを実現する半導体基盤材料。
ボルボ・カーズは2030年までに電気自動車(EV)専業になる計画をすでに発表済み。今回のアクションは、同計画の一環。同社はすでに、モーターとインバーターの開発と製造を内製化し、独自のバッテリー管理ソフトウェアも開発している。さらに、Northvoltとの合弁企業ノボ・エナジーを通じ、独自のバッテリーパックの開発と生産に投資し、バッテリーの化学的性質と自動車への搭載の最適化を進めている。
【参照ページ】Volvo Cars Tech Fund invests in power electronics start-up Leadrive
【画像】Volvo Cars
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら