機関投資家の食品・小売関連イニシアチブ「Farm Animal Investment Risk and Return(FAIRR)」は7月12日、ファーストフード世界大手12社に対する薬剤耐性(AMR)に関する共同エンゲージメント・プログラムに、71の機関投資家及び機関投資家団体が参画したと発表した。運用資産総額は15.2兆米ドル(約2,200兆円)。
【参考】【国際】FAIRR、ファーストフード大手12社にAMRでエンゲージメント開始。夏秋に質問票送付(2023年5月24日)
同プログラムは、マクドナルド、ヤム・ブランズ、レストラン・ブランズ・インターナショナル(rbi)、スターバックス、ウェンディーズ、ドミノ・ピザ、ザ・チーズケーキ・ファクトリー、テキサス・ロードハウス、パパジョンズ、ダーデン・レストランツ、ブリンカー・インターナショナル、Bloomin’ Brandsの12社を対象としており、AMR対策に関する質問票を送付するというもの。
参画した機関投資家は、シュローダー、リーガル・アンド・ジェネラル・インベストメント・マネジメント(LGIM)、HESTA、フェデレーテッド・ハーミーズ等。
同エンゲージメントは、夏に質問票を送付し、12月まで12社との対話を実施。2024年春に最初の企業評価レポートを発行する。
【参照ページ】$15.2T Investors Ask Global Fast Food Companies to Demonstrate Responsible Antibiotic Use in Meat Supply Chain
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