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【国際】WHO、毒蛇治療薬で初のガイダンス。安全性、有効性、機能的使用の要件を確保

 世界保健機関(WHO)は6月23日、毒蛇に咬まれた際の治療薬に関する初のガイダンス「ターゲット・プロダクト・プロファイル(TPP)」を発行した。市場で入手可能な抗毒素薬の質向上を狙う。

 同ガイダンスは、サブサハラ・アフリカの様々な種類のヘビによるヘビ咬傷の治療に使用される抗毒素を対象に、規制当局、製造事業者、研究者、調達機関に特性に関する必須情報を提供する文書。TPPは、臨床ニーズに合致するように設計・製造するための基準が記載されている。

 WHOによると、毎年、毒蛇に咬まれる人は約540万人。死亡者は83,000人から138,000人という。抗毒素は、約130年前から製造されているが、安全性、有効性、機能的使用に関する正しい要件を満たす高品質の製品を設計・製造する方法に関するガイダンスはこれまで存在していなかった。

【参照ページ】First WHO guidance on snakebite treatments published

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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