Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】IIGCC、債券投資家向け気候変動エンゲージメントのガイダンス発表。6つのステップ

 気候変動対応を企業に求める欧州機関投資家団体IIGCCは6月15日、債券投資家向けの新たな気候変動エンゲージメント・ガイダンスを発表した。IIGCCは6月、アセットオーナー向けの運用会社選定ガイド「アセットオーナー・スチュワードシップ・アンケート」を発表済み。

【参考】【国際】IIGCC、アセットオーナー・スチュワードシップ・アンケートを発表。3つのガイド(2023年6月15日)

 同ガイダンスは、IIGCCが2022年9月に発足した債券投資家での投資先企業への気候変動エンゲージメント強化を図るワーキンググループ「ボンドホルダー・スチュワードシップ・ワーキンググループ」の最初の成果物。債権ごとの課題と機会を分析し、債券投資家のスチュワードシップのための実践的なステップをまとめた。

【参考】【国際】IIGCC、債券投資家向け気候変動エンゲージメントのガイダンス策定へ。WG発足(2022年12月10日)

 同ガイダンスでは、スチュワードシップのためのアプローチとして「ポートフォリオの分析」「ネットゼロとの整合性」「優先企業へのエンゲージメント戦略の策定」「進捗の評価と議決権行使のアプローチ」「アセットオーナー及び運用会社のネットゼロとの整合性の確保」「透明性」の6つのステップを提示した。

 また、投資適格債、ハイイールド債、サステナブルボンド(ESG債)、プライベートボンド、仕組債、新興市場債券等、様々な債券のスチュワードシップに関するガイダンスも提供。債券投資家が、銀行、格付機関、インデックスプロバイダー、業界団体、規制当局等のステークホルダーとの関わり方についても指針を示した。

【参照ページ】IIGCC publishes bondholder climate stewardship guidance

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。