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【イギリス】ディアジオ、循環型アルミ推進コンソーシアムに資金拠出。サーキュラーエコノミー

 飲料世界大手英ディアジオは5月23日、英国でのアルミニウムのサーキュラーエコノミー化を目指すコンソーシアム「British Aluminium Consortium for Advanced Alloys(BACALL)」の創設に資金拠出したと発表した。

 BACALLは、英工業エンジニアリング・プロジェクトマネジメント企業Keenが2015年に発足。英業界団体やグローバル企業が参画し、アルミニウムのクローズド・ループ型サーキュラーエコノミー化による低炭素化を進めている。今回ディアジオからの資金拠出を受け、組織が第二の誕生期を迎える。

 ディアジオは2021年、英国政府とともに、英国アルミニウム業界全体での大規模なサーキュラーエコノミー戦略の採用に向けたフィージビリティ・スタディに資金を拠出。今回のアクションは、それに続くもの。

 BACALLは、アルミニウムのリサイクル・製造工場を英国内に建設し、アルミニウムのサーキュラーエコノミー型サプライチェーンを新たに確立する計画を進めている。工場が稼働すれば、再生アルミニウム製造を通じ、ディアジオの10年間のサステナビリティ・アクションプランの実現に寄与する。

 具体的には、同社主力製品ギネスの缶を100%再生原料で製造することにより、同社製品ポートフォリオでのリサイクルアルミニウム使用量の増加、アルミニウム板の輸出入に必要な二酸化炭素排出量の削減、アルミニウム製造に必要な原材料への依存度の低減、アルミシート生産でのエネルギー使用量をプライム生産方式比で95%削減することによる同社スコープ3排出量の削減等を挙げた。

【参照ページ】Diageo invests in groundbreaking project to create a circular economy for aluminium in UK
【参照ページ】British Aluminium Consortium for Advanced Alloys

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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