国連責任投資原則(PRI)は5月9日、アセットオーナー向けに、不動産投資分野でのESG投資を実践するためのデューデリジェンス質問票(DDQ)を発表した。不動産へ直接投資する運用会社向けのデューデリジェンスを対象としている。
同質問票は、委託先運用会社の選定、任命、モニタリングの際に使用できる幅広い一連の質問を提供するもの。質問は、提案依頼(RFP)プロセスの一環として、運用会社のレビューやモニタリングや、継続的なエンゲージメントで組み込んで使用することができるものになっている。
今回発表されたDDQの作成は、欧州非上場不動産投資家協会(INREV)のDDQや、GRESBの2023評価、EUのサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)の要件も参照された。
【参照ページ】Responsible investment DDQ for real estate investors
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら