国連の持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)は3月20日、2023年版の「世界幸福度報告書」を発行し、世界幸福度ランキングを発表した。首位は6年連続でフィンランド。日本は2022年の54位から、2023年は47位へと7つ順位を上げた。
世界報告度ランキングは、2012年に第1回が発表され、今年が10回目。今年は137カ国・地域が対象となった。同ランキングは、対象国で実施した世論調査をもとに、自分の幸福度が0から10の10段階で自己評価した主観の平均。その結果を、「一人当たりGDP」「健康的な平均寿命」「困ったときに助けてくれる友達・親族はいるかとの二元回答」「人生で何をするか選択の自由があるかとの二元回答」「GDPにおける寄付実施者の度合い」「政府機関に腐敗は萬栄しているかの二元回答「昨日楽しかったかどうかの自己認知の度合い」「昨日楽しくなかったかの自己認知の度合い」の6つの説明変数で回帰分析し、寄与度も分析した。
世界幸福度ランキング2023
- フィンランド
- デンマーク
- アイスランド
- イスラエル
- オランダ
- スウェーデン
- ノルウェー
- スイス
- ルクセンブルク
- ニュージーランド
- オーストリア
- オーストラリア
- カナダ
- アイルランド
- 米国
- ドイツ
- ベルギー
- チェコ
- 英国
- リトアニア
首位は6年連続でフィンランド。また上位はほぼ北欧諸国が独占した。G7諸国では、カナダ13位、米国15位、ドイツ16位、英国19位、フランス21位、イタリア33位。一方、日本は47位だった。他のアジア諸国では、シンガポール25位、台湾27位、サウジアラビア30位、韓国57位、タイ60位、中国64位、フィリピン76位、香港82位だった。最下位はアフガニスタン。
【参照ページ】World Happiness Report 2023
【報告書】WHR World Happiness Report
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら