英小売大手セインズベリーは3月20日、プライベートブランド(PB)の液体洗濯洗剤商品で、プラスチック包装の替わりに紙製容器を採用すると発表した。同様のアクションは英国小売初。包装材はFSC認証を取得し、プラスチック消費量を80%、二酸化炭素排出量を50%削減できる。同社として年間プラスチック消費量を22t削減できる。
今回のアクションは、同社プライベートブランド(PB)の750ml液体洗濯洗剤商品全てに適用。採用する包装は、従来比で35%の軽量化にも成功。輸送での二酸化炭素排出量削減にもつなげた。また、洗剤を超濃縮タイプに改良することで、洗濯1回あたりの洗剤消費量も削減。使用後の包装材は通常のリサイクルフローでリサイクルできる。
同社は、2035年までにスコープ1、スコープ2でのカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)達成、2025年までにプライベートブランド(PB)商品でのプラスチック包装・容器の使用を50%削減させることを目標として掲げている。今回のアクションもその一環。
【参照ページ】Sainsbury’s switches laundry detergent from plastic to cardboard while reducing carbon emissions
【画像】Sainsbury’s
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