金融世界大手仏BNPパリバ、米アマゾンのAWS、仏クリーンテックMETRON、仏EDFグループ子会社Dalkiaの4社は11月23日、重工業企業向けの二酸化炭素排出量削減支援プログラム「Decarb Fast Track」を共同発足した。100社の応募を目標。最大で1社当たり10%、合計で二酸化炭素排出量10万tの削減を目指す。
同プログラムは、自主応募で100社の採択を予定。選定された企業には、最先端のエネルギーマネジメントや最適化ツールボックスへのアクセスに加え、補助金も支給される。
具体的には、まず、消費と排出のリアルタイム管理が可能なMETRONのエネルギーマネジメントソリューションが活用できるようになる。METRONのシステムはAWS上に構築されている。
さらに、METRON、Dalkia、BNPパリバの専門家が、今後2年間選定された事業所を個別にサポートし、エネルギーパフォーマンスプロジェクトの特定、実施、資金調達を担う。
補助金は4社が出し合う。対象企業はフランスを主軸に欧州全域。すでに2022年11月時点で20社が関心を示しているという。また、フランス政府も「国家エネルギー節減計画」の一環として同プログラムを支援する。
【参照ページ】METRON, DALKIA, BNP PARIBAS and Amazon Web Services launch “Decarb Fast Track”, a unique European programme to help decarbonise the industrial sector thanks to energy efficiency savings
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