民泊プラットフォーム世界大手米Airbnbは6月28日、Airbnbサービスを活用している全物件に対し、全てのパーティやイベントの実施を恒久的に禁止した。2020年8月に新型コロナウイルス・パンデミックを機に一時禁止を発表していたが、禁止を公式ポリシーとした。
【参考】【国際】Airbnb、宿泊施設でのパーティ実施を一律禁止。収容人数も16人までに制限。新型コロナ(2020年8月23日)
同社は今回、ごく一部、パーティーを行い宿泊施設の近隣に迷惑を掛ける人がいることを重要視。同社は2019年から防止に乗り出し、SNSで参加を呼びかける「オープン招待パーティー」と、近隣の迷惑行為に発展した「事実上のパーティーハウス」の双方を禁止し、近隣住民がAirbnbに懸念を伝えるための直通電話として「近隣サポートライン」も多くの国・地域で開設してきた。
しかし、2020年に一時禁止にした後、迷惑パーティーの報告率が前年比で44%減少したこを大きく捉え、パーティーそのものを禁止する措置に至った。
一方、2020年の一時禁止措置と同時に打ち出していた感染防止措置としての16人以上の宿泊制限は、今回解除する。むしろ、16人以上の大型施設での宿泊体験を強化するため、検索カテゴリーを追加した。
同社は、ポリシー違反には厳しく対処する考えで、2021年には6,600以上のゲストのアカウントが停止。ホストの物的損害を保護する支援にも乗り出している。
【参照ページ】Airbnb officially codifies party ban
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