年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は7月3日、2020年3月期の業績概況書を発表した。GPIFは選定しているESG株式インデックスでの運用額は5.7兆円になっていたことがわかった。
GPIFは、毎年年度末時点の運用状況を公表しており、今回各インデックスでの各受託運用会社毎の運用資産額を公表した。
(出所)GPIF
運用資産額は、2020年3月末時点で、MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数で1.3兆円、S&P/JPXカーボンエフィシエント指数で9,800億円FTSE Blossom Japan指数で9,300億円、MSCI日本株女性活躍指数で7,978億円。また外国株式では、S&Pグローバル大中型株カーボン・エフィシエント指数(除く日本株)が1.7兆円。日本株式で4兆円、外国株式を入れると5.7兆円となる。
またGPIFは過去数年で、オルタナティブ投資を増やしているが、2020年3月末時点での総額は9,400億円。内訳は不動産3,800億円、インフラ(一任)3,900億円、インフラ(自家運用)1,500億円、プライベートエクイティ(PE)が185億円。
【参照ページ】2019年度業務概況書会見
【参照ページ】2019年度業務概況書
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