ルクセンブルク大学院建築研究科の学生複数は、新型コロナウイルス・パンデミック対策として、3Dプリンターを活用し、医療機関向けフェイスシールド500個を製造した。ルクセンブルク中央病院が4月13日、同製品の提供を受領したと発表した。
今回の取り組みは、同大学の学生らによるSNSのWhatsAppでのやりが発端。起草者の学生らは、フェイスブックグループ「3D Print – Let’s Fight Corona Luxembourg,」を設立し、SNSで拡散した。また、同国保健省の支援要請も行い、ソーシャルディスタンスが求められる困難な状況下でフェイスシールドの製造を開始した。
その後、タイヤ製造世界大手米グッドイヤータイヤが同グループを発見。同社が、サンプル製品の製造利用している3Dプリンターを提供したことで、大量製造が実現した。製造後は、学生団体経由で同国の配送センター6箇所で集荷。同国芸術学院Lycée Des Arts et Métiersで適合性検査を実施した後、医療機関に無償提供された。
【参照ページ】Goodyear Uses 3D Printing Capability to Deliver In-demand Medical Gear
【参照ページ】Students produce 3D printed masks for medical staff
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