水のサステナビリティに関する国際イニシアチブ、国連グローバルコンパクトのCEO Water Mandateは8月25日、多様なステークホルダーによるインテグリティのある水スチュワードシップ・イニシアチブを実現するための包括的なガイドを初めて公表した。
CEO Water Mandateは、2007年にコカ・コーラ、リーバイ・ストラウス、ネスレなど多国籍企業のCEOらが、自社の事業およびサプライチェーンにおけるより持続可能な水利用の実現を目的として設立した、水資源に関するグローバル官民イニシアチブだ。
ワールド・ウォーター・ウィーク期間中にスウェーデンのストックホルムで開催されたCEO Water Mandateの年次総会の中で提示された新ガイド、"Guide for Managing Integrity in Water Stewardship Initiatives: A Framework for Improving Effectiveness and Transparency"は、持続可能な水資源管理の実現に向け、効果的かつ透明性の高い形で水スチュワードシップ・イニシアチブを発展させるためのグッドプラクティスを示したもので、水資源管理に関する包括的なフレームワークとなっている。
CEO Water MandateとWater Integrity Networkが、ドイツ国際協力公社(GIZ)、Water Witness International、Partnerships in PracticeおよびPegasysと協働で作成した。
ガイドの中では、水スチュワードシップ・イニシアチブのインテグリティを実現するための7つの運営上の原則が提示されており、それらは「OUTCOMES(イニシアチブが目指す成果)」「PEOPLE(イニシアチブにおける参加者の行動)」「PROCESS(イニシアチブをガバナンスするプロセス)」の3分野に分けられている。ガイドはPDF、オンラインの双方で確認可能。
【ガイドダウンロード】Guide for Managing Integrity in Water Stewardship Initiatives: A Framework for Improving Effectiveness and Transparency (PDF | Online Tool)
【参照リリース】New Guide for Bringing Integrity to Companies’ Water Stewardship Initiatives
【団体サイト】UN Global Compact
【参考サイト】CEO Water Mandate
【参考サイト】Water Integrity Network
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