英メディアTortoise Mediaは6月28日、 国別AIランキング「世界AIインデックス(GAII)」の2023年版を発表した。日本は民間投資が遅れをとり、総合ランキングが12位と低迷。中国や韓国にも大差で負けた。
ランキングでは、米国が首位。2位中国とのスコア差でも1.5倍と大差をつけた。3位以降は、シンガポール、英国、カナダ、韓国、イスラエル、ドイツ、スイス、フィンランド、オランダ、日本の順。対象は全62ヶ国・地域。
評価項目は、導入(人材、インフラ、事業環境)、イノベーション(研究、開発)、投資(政府、民間)の3つの観点。このうちスコア差が大きいのは、人材、研究、開発、民間投資の4つ。
日本の状況は、人材11位、研究20位、開発6位、民間投資23位。基礎研究と民間投資の分野で大きく遅れを取っていることがわかった。研究分野では、中国2位、韓国12位。民間投資では、中国2位、韓国18位。韓国は開発3位、政府投資6位で全体をリードした。
【参照ページ】The Global AI Index
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