大豆は日本人の食と密接に関係があるのはご存知の通りですが、農水省の調査によると日本における大豆の自給率は7%(平成28年)で、それ以外の93%は輸入に頼っています。しかしながら大豆生産が行われているサプライチェーンの最上流である国や地域では、環境破壊や人権侵害につながることが発生しているのをご存知でしょうか?
過去50年の間に大豆の全世界の生産量は10倍増加し、特に南米ではこの10年弱で生産量が123%の増加となっています。この大豆栽培の急激な拡大は、広大な森林や草原が農地転換されたことを意味し、それにより生物多様性の減少や森林の消失、生態系サービスの劣化などの負の側面を伴っているとされています。
このような状況下において、大豆を使用している企業は、大豆の責任ある原材料調達に取り組を行い、大豆の生産者のコミュニティとサプライチェーンのサステナビリティを推進していく必要があります。
そこで、今回のセミナーでは、どのようにしたら日本市場が森林伐採ゼロ基準のもと、大豆サプライチェーンの持続可能性を保証することができるのかについてお伝えいたします。また今回は、認証に至るまでの経緯を、直接アルゼンチンの大豆生産者の方にもご参加いただきお話をお伺いいたします。
是非、この機会に大豆のサプライチェーンの課題認識とその取り組みについて進めていただければと考えておりますので、奮ってご参加ください。
開催日程
2021年5月13日木曜日 午前 09:00~10:00
参加費
無料
お申込み
https://zoom.us/webinar/register/WN_d_DMQNoLT2qcZtjDTakeLw
パネル
- 責任ある大豆に関する円卓会議(RTRS) 技術ユニット責任者:カジミエルスキ ダニエル(Daniel Kazimiersk)
- RTRSの認証を受けた生産者、Tecnocampo株式会社 プロダクション ・マネージャー、アンドレス・ラクサゲ
モデレーター
一般社団法人ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サステイナブル・サプライチェーン(ASSC)
代表理事 下田屋 毅
お問い合わせ先
一般社団法人ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サステイナブル・サプライチェーン
info@g-assc.org
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