世界経済フォーラム(WEF)は11月11日、海底資源開発のサステナビリティを検討する新たなダイアログ・プラットフォーム「海底鉱物ダイアログ」を創設した。電気自動車(EV)やバッテリー生産のために鉱物資源の需要が高まる中、潜在性が注目されている海底資源について商業利用の在り方を検討する。
同プラットフォームは、これまで議論が先行してきた政府、学術機関、資源開発会社、環境NGOの間の対話を、鉱物の需要家となる企業に対し共有し、サプライチェーン全体での議論を深めることを目的としている。特にEVやバッテリーで使われるコバルト、ニッケル、リチウム等の資源にスポットライトを当てる。
今回世界経済フォーラムは、同ダイアログの叩き台として、海底鉱物資源開発でサステナビリティが重要となるイシューをまとめたレポートを発行。環境や社会へのインパクトを考慮しながら、在り方を検討する意義を説明した。
同ダイアログの参加対象は、バッテリー、EV、再生可能エネルギー発電に関する製造業企業と、これらの企業に金属資源を供給する企業。現在、参加企業を募っている。
【参照ページ】Deep-Sea Mineral Platform Launched Ahead of Battery Boom
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