Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【フランス】サンゴバン、2050年カーボンニュートラル宣言。2030年目標でSBTi承認獲得

 ガラス世界大手仏サンゴバンは11月12日、2050年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)を実現すると発表した。中間目標となる2030年目標では、科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)から承認を得た。

 今回発表の2030年目標では、スコープ1とスコープ2の二酸化炭素排出量を総量で2017年比33%削減。さらに関連性の高いスコープ3でも、2017年比16%削減する。また実現に向けた設備投資とR&Dで毎年1億ユーロ(約120億円)の予算を組む。内部カーボンプライスも、工業用投資では1t当たり30ユーロ、革新的技術へのR&D投資では同100ユーロと設定した。

 また、報酬インセンティブでも、長期連動の割合を15%から20%へと引上げる。そのうち二酸化炭素排出量削減に関連する目標の割合も5%から10%へと引き上げる。

 達成への方策では、センサーやデジタル化導入による省エネ、廃熱再利用、製品の軽量化、低炭素型素材やリサイクル素材への切替、エネルギー源の再生可能エネルギーやバイオガスへの切替、グリーン電力水素の活用等を掲げた。サプライヤーへの発注でも、二酸化炭素排出量を比較要件に盛り込むことも言及した。

【参照ページ】SAINT-GOBAIN SETS OUT ITS CO2 ROADMAP TOWARDS CARBON NEUTRALITY BY 2050

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。