国連環境計画(UNEP)は5月10日、ミャンマーで持続可能な米作イニシアチブ「Climate Smart Rice Project」を開始すると発表した。気候変動や自然災害に対応できる米作を目指す。今後3年をかけ、マンダレー、南シャン、モン、バゴーの地域で約4,000人の小規模農家を支援する。ミャンマー政府や農業関連企業とも協働する。
同プロジェクトは、ノルウェー開発協力庁(NORAD)とスイス開発庁(SDC)が資金を拠出し、UNEP、持続可能な米作りプラットフォーム(SRP)、Helvetas Myanmar、PRIME Agri Group等が参画するコンソーシアムが実行する。ミャンマー政府は、今回のプロジェクトにより、国内のコメ需要を満たすとともに、海外輸出も視野に入れる。
目下ミャンマーの米作は、気候変動による温暖化、旱魃、洪水等に悩まされている。また、水、土地、肥料、殺虫剤でもリスクを抱えている。これら環境リスクに耐えられる米作を推進する。
【参照ページ】New sustainable rice project to guard Myanmar’s rice sector against climate change
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