中国IT大手の美団点評は12月23日、同社のオンラインフードデリバリーサービスで、配達員がスーパーマーケット店員を刺し殺した事件について発表した、オペレーションの改善を約束した。同社は中国のオンラインフードデリバリーサービス市場の3分の2を占めると言われる最大手企業。2019年9月には香港証券取引所に上場しており、現在の時価総額は6,180億香港ドル(約8.6兆円)。
警察の報道によると、配達員は配達品を受け取りにスーパーマーケットに行った際、店員と口論となり、最終的に刺し殺してしまったという。美団点評は、警察での取調の結果、配達員にも店員にも事前に悪い評判はなかったと発表し、事前の問題は見られなかったことを強調した。
一方、中国の微博などのSNSでは、配達員の過酷な労働環境に問題があるという意見も噴出。美団点評は今回の事件の原因を深堀りし、改善に向け最大限努力するとした。
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