IT世界大手米フェイスブックは3月21日、フェイスブック及びインスタグラムのユーザー数億人のパスワードが暗号化管理されず、フェイスブック社員が誰でも閲覧できる状態にあったことを認め謝罪した。1月に実施した社内調査で発覚した。現在は閲覧できなくなっているというが、プライバシー軽視に対する批判の声が強まっている。
パスワードが社内で閲覧可能な状態にあったのは、23億人以上いるフェイスブック・ユーザーのうち2億人から6億人のパスワードとみられる。インスタグラム・ユーザーの一部も閲覧可能な状態だった。フェイスブックは、閲覧可能なパスワードに社員が不正にアクセスした証拠はない、と言及した。
今回の1件では、セキュリティー関連の情報ブロク「Krebs on Security」で、フェイスブックの内部関係者の情報をもとに、3月19日に記事を投稿。その後、フェイスブックが公式に認める流れとなり、対応が後手に回った。
【参照ページ】Keeping Passwords Secure
【参照ページ】Facebook Stored Hundreds of Millions of User Passwords in Plain Text for Years
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