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【アメリカ】ナスダック・サステナビリティ・インデックスが更新。アドビ、テスラらが新たに選出

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 ナスダックOMXグループとCRDアナリティクスは5月18日、最新版のナスダック・OMX CRD グローバル・サステナビリティ・インデックスを発表した。同インデックスは半期に一度選定銘柄が更新される。

 今回リストに加えられた企業はアドビシステムズ、オートデスク、キャンベルスープ、コン・エジソン、ディレクTV、フェデックス、NRGエナジー、テスラモーターズ、そしてベライゾン・ワイヤレスの9社だ。

 一方、今回のランキング更新によりヘス、エクソンモービル、ロイヤル・ダッチ・シェル、スタトイル、ENI、リオ・ティント、ヴァーレ、ネットアップ、そしてペトロブラスがリストから外れた。今、世界では化石燃料関連企業からの投資資金引揚げムーブメントが起こっているが、今回のナスダック・インデックスにおいても主に化石燃料・資源開発系の大企業がリストから除外された形だ。

 ナスダック・OMX CRDグローバル・サステナビリティ・インデックスは、米国の主要な証券取引所に上場している企業のうち、優れたサステナビリティ報告を実践している企業らによる均等加重株式インデックスだ。具体的には二酸化炭素排出量、エネルギー・水の消費量、有害および無害廃棄物、従業員の安全、ダイバーシティ、マネジメント構成、そしてコミュニティ投資の分野における情報開示においてリーダーシップを発揮している企業で構成されており、毎年5月と11月に更新される。

 これらの企業はGRIのG3.1およびG4ガイドラインに沿って自社の利益の見通しだけではなくESGリスクおよびそれらがどのように業績に影響を及ぼすかについて自主的に開示している。

 ナスダック・サステナビリティ・インデックス以外のグローバルSRI格付としては、DJSI(ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス)が有名だが、DJSIは昨年9月に公表したThe 2014 DJSI Worldではアムジェン、オーストラリア・コモンウェルス銀行、グラクソ・スミスクラインを新たにリストに加えた一方で、バンク・オブ・アメリカ、ゼネラル・エレクトリック、マクドナルド、スターバックス、ナイキをリストから除外している。

 他には、国別の環境インデックスとしてはイエール大学とコロンビア大学による「環境パフォーマンス指数(EPI)」が有名だ。2014年のEPIでは日本のランキングは世界26位、米国は33位だった。これらのランキングやインデックスはただ結果を見るだけではなく、リストに選定された企業や国の取り組みをしっかりとベンチマークし、それらのベストプラクティスをいかに取り込めるかが重要だ。

【参考サイト】Semi-Annual Changes to the NASDAQ OMX CRD Global Sustainability Index
【企業サイト】Nasdaq OMX
【参考サイト】CRD Analytics
【参考サイト】Yale University EPI

 ナスダックOMXグループとCRDアナリティクスは5月18日、最新版のナスダック・OMX CRD グローバル・サステナビリティ・インデックスを発表した。同インデックスは半期に一度選定銘柄が更新される。

 今回リストに加えられた企業はアドビシステムズ、オートデスク、キャンベルスープ、コン・エジソン、ディレクTV、フェデックス、NRGエナジー、テスラモーターズ、そしてベライゾン・ワイヤレスの9社だ。

 一方、今回のランキング更新によりヘス、エクソンモービル、ロイヤル・ダッチ・シェル、スタトイル、ENI、リオ・ティント、ヴァーレ、ネットアップ、そしてペトロブラスがリストから外れた。今、世界では化石燃料関連企業からの投資資金引揚げムーブメントが起こっているが、今回のナスダック・インデックスにおいても主に化石燃料・資源開発系の大企業がリストから除外された形だ。

 ナスダック・OMX CRDグローバル・サステナビリティ・インデックスは、米国の主要な証券取引所に上場している企業のうち、優れたサステナビリティ報告を実践している企業らによる均等加重株式インデックスだ。具体的には二酸化炭素排出量、エネルギー・水の消費量、有害および無害廃棄物、従業員の安全、ダイバーシティ、マネジメント構成、そしてコミュニティ投資の分野における情報開示においてリーダーシップを発揮している企業で構成されており、毎年5月と11月に更新される。

 これらの企業はGRIのG3.1およびG4ガイドラインに沿って自社の利益の見通しだけではなくESGリスクおよびそれらがどのように業績に影響を及ぼすかについて自主的に開示している。

 ナスダック・サステナビリティ・インデックス以外のグローバルSRI格付としては、DJSI(ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス)が有名だが、DJSIは昨年9月に公表したThe 2014 DJSI Worldではアムジェン、オーストラリア・コモンウェルス銀行、グラクソ・スミスクラインを新たにリストに加えた一方で、バンク・オブ・アメリカ、ゼネラル・エレクトリック、マクドナルド、スターバックス、ナイキをリストから除外している。

 他には、国別の環境インデックスとしてはイエール大学とコロンビア大学による「環境パフォーマンス指数(EPI)」が有名だ。2014年のEPIでは日本のランキングは世界26位、米国は33位だった。これらのランキングやインデックスはただ結果を見るだけではなく、リストに選定された企業や国の取り組みをしっかりとベンチマークし、それらのベストプラクティスをいかに取り込めるかが重要だ。

【参考サイト】Semi-Annual Changes to the NASDAQ OMX CRD Global Sustainability Index
【企業サイト】Nasdaq OMX
【参考サイト】CRD Analytics
【参考サイト】Yale University EPI

 ナスダックOMXグループとCRDアナリティクスは5月18日、最新版のナスダック・OMX CRD グローバル・サステナビリティ・インデックスを発表した。同インデックスは半期に一度選定銘柄が更新される。

 今回リストに加えられた企業はアドビシステムズ、オートデスク、キャンベルスープ、コン・エジソン、ディレクTV、フェデックス、NRGエナジー、テスラモーターズ、そしてベライゾン・ワイヤレスの9社だ。

 一方、今回のランキング更新によりヘス、エクソンモービル、ロイヤル・ダッチ・シェル、スタトイル、ENI、リオ・ティント、ヴァーレ、ネットアップ、そしてペトロブラスがリストから外れた。今、世界では化石燃料関連企業からの投資資金引揚げムーブメントが起こっているが、今回のナスダック・インデックスにおいても主に化石燃料・資源開発系の大企業がリストから除外された形だ。

 ナスダック・OMX CRDグローバル・サステナビリティ・インデックスは、米国の主要な証券取引所に上場している企業のうち、優れたサステナビリティ報告を実践している企業らによる均等加重株式インデックスだ。具体的には二酸化炭素排出量、エネルギー・水の消費量、有害および無害廃棄物、従業員の安全、ダイバーシティ、マネジメント構成、そしてコミュニティ投資の分野における情報開示においてリーダーシップを発揮している企業で構成されており、毎年5月と11月に更新される。

 これらの企業はGRIのG3.1およびG4ガイドラインに沿って自社の利益の見通しだけではなくESGリスクおよびそれらがどのように業績に影響を及ぼすかについて自主的に開示している。

 ナスダック・サステナビリティ・インデックス以外のグローバルSRI格付としては、DJSI(ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス)が有名だが、DJSIは昨年9月に公表したThe 2014 DJSI Worldではアムジェン、オーストラリア・コモンウェルス銀行、グラクソ・スミスクラインを新たにリストに加えた一方で、バンク・オブ・アメリカ、ゼネラル・エレクトリック、マクドナルド、スターバックス、ナイキをリストから除外している。

 他には、国別の環境インデックスとしてはイエール大学とコロンビア大学による「環境パフォーマンス指数(EPI)」が有名だ。2014年のEPIでは日本のランキングは世界26位、米国は33位だった。これらのランキングやインデックスはただ結果を見るだけではなく、リストに選定された企業や国の取り組みをしっかりとベンチマークし、それらのベストプラクティスをいかに取り込めるかが重要だ。

【参考サイト】Semi-Annual Changes to the NASDAQ OMX CRD Global Sustainability Index
【企業サイト】Nasdaq OMX
【参考サイト】CRD Analytics
【参考サイト】Yale University EPI

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 ナスダックOMXグループとCRDアナリティクスは5月18日、最新版のナスダック・OMX CRD グローバル・サステナビリティ・インデックスを発表した。同インデックスは半期に一度選定銘柄が更新される。

 今回リストに加えられた企業はアドビシステムズ、オートデスク、キャンベルスープ、コン・エジソン、ディレクTV、フェデックス、NRGエナジー、テスラモーターズ、そしてベライゾン・ワイヤレスの9社だ。

 一方、今回のランキング更新によりヘス、エクソンモービル、ロイヤル・ダッチ・シェル、スタトイル、ENI、リオ・ティント、ヴァーレ、ネットアップ、そしてペトロブラスがリストから外れた。今、世界では化石燃料関連企業からの投資資金引揚げムーブメントが起こっているが、今回のナスダック・インデックスにおいても主に化石燃料・資源開発系の大企業がリストから除外された形だ。

 ナスダック・OMX CRDグローバル・サステナビリティ・インデックスは、米国の主要な証券取引所に上場している企業のうち、優れたサステナビリティ報告を実践している企業らによる均等加重株式インデックスだ。具体的には二酸化炭素排出量、エネルギー・水の消費量、有害および無害廃棄物、従業員の安全、ダイバーシティ、マネジメント構成、そしてコミュニティ投資の分野における情報開示においてリーダーシップを発揮している企業で構成されており、毎年5月と11月に更新される。

 これらの企業はGRIのG3.1およびG4ガイドラインに沿って自社の利益の見通しだけではなくESGリスクおよびそれらがどのように業績に影響を及ぼすかについて自主的に開示している。

 ナスダック・サステナビリティ・インデックス以外のグローバルSRI格付としては、DJSI(ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス)が有名だが、DJSIは昨年9月に公表したThe 2014 DJSI Worldではアムジェン、オーストラリア・コモンウェルス銀行、グラクソ・スミスクラインを新たにリストに加えた一方で、バンク・オブ・アメリカ、ゼネラル・エレクトリック、マクドナルド、スターバックス、ナイキをリストから除外している。

 他には、国別の環境インデックスとしてはイエール大学とコロンビア大学による「環境パフォーマンス指数(EPI)」が有名だ。2014年のEPIでは日本のランキングは世界26位、米国は33位だった。これらのランキングやインデックスはただ結果を見るだけではなく、リストに選定された企業や国の取り組みをしっかりとベンチマークし、それらのベストプラクティスをいかに取り込めるかが重要だ。

【参考サイト】Semi-Annual Changes to the NASDAQ OMX CRD Global Sustainability Index
【企業サイト】Nasdaq OMX
【参考サイト】CRD Analytics
【参考サイト】Yale University EPI