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【アメリカ】P&G、2014年度のサステナビリティレポートを公表

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消費財大手のプロクター・アンド・ギャンブル(以下、P&G)が16年目となる最新のサステナビリティレポートを公表した。

今年度のレポートでは、目標よりも6年早く廃棄物の削減目標を達成、パルプ認証目標については1年早く目標を達成するなど、順調なサステナビリティ目標進捗状況を示しているほか、70億リットルのクリーンな飲料水をコミュニティに届けるP&G Children Safe Drinking Water Programの活動などが紹介されている。

レポートの公表にあたり、P&GのExecutive Sponsor of Sustainability and Group Presidentを務めるMartin Riant氏は「我々のチームは、自社の事業や製品デザイン、革新的なパートナーシップなどを通じてコミュニティにポジティブで継続的なインパクトを作り出すことに尽力してきた」と語った。

同レポートの主な内容は下記の通り。

Waste(廃棄物)

全ての工場において、産業廃棄物としてゴミ処理場に廃棄されることになる素材の利用割合を0.4%に抑え、2020年までに0.5%以下にするという廃棄物削減目標を6年早く達成。

Pulp(パルプ)

ディッシュやタオル製品に使用する木材繊維の54%をFSC(Forest Stewardship Council)認証済に移行し、2015年までに40%にするという目標を1年早く達成。

CO2(二酸化炭素)

CO2排出量を全体で14%削減し、米国ペンシルバニア州メホーパニーにある同社最大のプラントを含めて2つのコジェネレーションエネルギーシステムを配備し、毎年120,000トンのCO2削減が見込んでいる。

Water(水)

2018年までに、北米で販売される洗濯用液体洗剤の水使用量を25%削減する。

Packaging(パッケージング)

ユーザーが洗剤を使いすぎないようにキャップを改良し、さらに従来よりもボトルサイズを2.5倍のコンパクトにすることで45%のパッケージ削減、64%の水削減を実現したMr. Clean Liquid Muscleをはじめとして、パッケージにおけるイノベーションを推進。

Social programs(社会貢献活動)

Disaster ReliefやChildren Safe Drinking Water Programなどの社会貢献活動を通じて5,000万人の人々の生活を向上させるという目標を達成。

また、同レポートでは上記に加えてP&Gが2014年10月に発表した新しい2020年までのサステナビリティ目標も記載されている。同社の主な2020年目標は下記の通りだ。

  • 工場における製品単位の水利用を20%削減する
  • 10億人の人々に水効率性の高い製品を届ける
  • プラスティックパッケージにおけるリサイクル樹脂の利用を2倍にする

P&Gは世界最大の消費財メーカーの1社としてサステナビリティ活動にも積極的に取り組んでおり、特にイノベーションをサステナビリティ戦略の軸に掲げている。過去30年以上に渡り株価も上昇し続けており、企業価値の長期的な向上を体現している優良企業だ。同社の取り組みについて更に詳しく知りたい方は下記からどうぞ。

【レポートダウンロード】P&G 2014 Sustainability Report
【企業サイト】P&G

(※写真提供:Niloo / Shutterstock.com

消費財大手のプロクター・アンド・ギャンブル(以下、P&G)が16年目となる最新のサステナビリティレポートを公表した。

今年度のレポートでは、目標よりも6年早く廃棄物の削減目標を達成、パルプ認証目標については1年早く目標を達成するなど、順調なサステナビリティ目標進捗状況を示しているほか、70億リットルのクリーンな飲料水をコミュニティに届けるP&G Children Safe Drinking Water Programの活動などが紹介されている。

レポートの公表にあたり、P&GのExecutive Sponsor of Sustainability and Group Presidentを務めるMartin Riant氏は「我々のチームは、自社の事業や製品デザイン、革新的なパートナーシップなどを通じてコミュニティにポジティブで継続的なインパクトを作り出すことに尽力してきた」と語った。

同レポートの主な内容は下記の通り。

Waste(廃棄物)

全ての工場において、産業廃棄物としてゴミ処理場に廃棄されることになる素材の利用割合を0.4%に抑え、2020年までに0.5%以下にするという廃棄物削減目標を6年早く達成。

Pulp(パルプ)

ディッシュやタオル製品に使用する木材繊維の54%をFSC(Forest Stewardship Council)認証済に移行し、2015年までに40%にするという目標を1年早く達成。

CO2(二酸化炭素)

CO2排出量を全体で14%削減し、米国ペンシルバニア州メホーパニーにある同社最大のプラントを含めて2つのコジェネレーションエネルギーシステムを配備し、毎年120,000トンのCO2削減が見込んでいる。

Water(水)

2018年までに、北米で販売される洗濯用液体洗剤の水使用量を25%削減する。

Packaging(パッケージング)

ユーザーが洗剤を使いすぎないようにキャップを改良し、さらに従来よりもボトルサイズを2.5倍のコンパクトにすることで45%のパッケージ削減、64%の水削減を実現したMr. Clean Liquid Muscleをはじめとして、パッケージにおけるイノベーションを推進。

Social programs(社会貢献活動)

Disaster ReliefやChildren Safe Drinking Water Programなどの社会貢献活動を通じて5,000万人の人々の生活を向上させるという目標を達成。

また、同レポートでは上記に加えてP&Gが2014年10月に発表した新しい2020年までのサステナビリティ目標も記載されている。同社の主な2020年目標は下記の通りだ。

  • 工場における製品単位の水利用を20%削減する
  • 10億人の人々に水効率性の高い製品を届ける
  • プラスティックパッケージにおけるリサイクル樹脂の利用を2倍にする

P&Gは世界最大の消費財メーカーの1社としてサステナビリティ活動にも積極的に取り組んでおり、特にイノベーションをサステナビリティ戦略の軸に掲げている。過去30年以上に渡り株価も上昇し続けており、企業価値の長期的な向上を体現している優良企業だ。同社の取り組みについて更に詳しく知りたい方は下記からどうぞ。

【レポートダウンロード】P&G 2014 Sustainability Report
【企業サイト】P&G

(※写真提供:Niloo / Shutterstock.com

消費財大手のプロクター・アンド・ギャンブル(以下、P&G)が16年目となる最新のサステナビリティレポートを公表した。

今年度のレポートでは、目標よりも6年早く廃棄物の削減目標を達成、パルプ認証目標については1年早く目標を達成するなど、順調なサステナビリティ目標進捗状況を示しているほか、70億リットルのクリーンな飲料水をコミュニティに届けるP&G Children Safe Drinking Water Programの活動などが紹介されている。

レポートの公表にあたり、P&GのExecutive Sponsor of Sustainability and Group Presidentを務めるMartin Riant氏は「我々のチームは、自社の事業や製品デザイン、革新的なパートナーシップなどを通じてコミュニティにポジティブで継続的なインパクトを作り出すことに尽力してきた」と語った。

同レポートの主な内容は下記の通り。

Waste(廃棄物)

全ての工場において、産業廃棄物としてゴミ処理場に廃棄されることになる素材の利用割合を0.4%に抑え、2020年までに0.5%以下にするという廃棄物削減目標を6年早く達成。

Pulp(パルプ)

ディッシュやタオル製品に使用する木材繊維の54%をFSC(Forest Stewardship Council)認証済に移行し、2015年までに40%にするという目標を1年早く達成。

CO2(二酸化炭素)

CO2排出量を全体で14%削減し、米国ペンシルバニア州メホーパニーにある同社最大のプラントを含めて2つのコジェネレーションエネルギーシステムを配備し、毎年120,000トンのCO2削減が見込んでいる。

Water(水)

2018年までに、北米で販売される洗濯用液体洗剤の水使用量を25%削減する。

Packaging(パッケージング)

ユーザーが洗剤を使いすぎないようにキャップを改良し、さらに従来よりもボトルサイズを2.5倍のコンパクトにすることで45%のパッケージ削減、64%の水削減を実現したMr. Clean Liquid Muscleをはじめとして、パッケージにおけるイノベーションを推進。

Social programs(社会貢献活動)

Disaster ReliefやChildren Safe Drinking Water Programなどの社会貢献活動を通じて5,000万人の人々の生活を向上させるという目標を達成。

また、同レポートでは上記に加えてP&Gが2014年10月に発表した新しい2020年までのサステナビリティ目標も記載されている。同社の主な2020年目標は下記の通りだ。

  • 工場における製品単位の水利用を20%削減する
  • 10億人の人々に水効率性の高い製品を届ける
  • プラスティックパッケージにおけるリサイクル樹脂の利用を2倍にする

P&Gは世界最大の消費財メーカーの1社としてサステナビリティ活動にも積極的に取り組んでおり、特にイノベーションをサステナビリティ戦略の軸に掲げている。過去30年以上に渡り株価も上昇し続けており、企業価値の長期的な向上を体現している優良企業だ。同社の取り組みについて更に詳しく知りたい方は下記からどうぞ。

【レポートダウンロード】P&G 2014 Sustainability Report
【企業サイト】P&G

(※写真提供:Niloo / Shutterstock.com

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消費財大手のプロクター・アンド・ギャンブル(以下、P&G)が16年目となる最新のサステナビリティレポートを公表した。

今年度のレポートでは、目標よりも6年早く廃棄物の削減目標を達成、パルプ認証目標については1年早く目標を達成するなど、順調なサステナビリティ目標進捗状況を示しているほか、70億リットルのクリーンな飲料水をコミュニティに届けるP&G Children Safe Drinking Water Programの活動などが紹介されている。

レポートの公表にあたり、P&GのExecutive Sponsor of Sustainability and Group Presidentを務めるMartin Riant氏は「我々のチームは、自社の事業や製品デザイン、革新的なパートナーシップなどを通じてコミュニティにポジティブで継続的なインパクトを作り出すことに尽力してきた」と語った。

同レポートの主な内容は下記の通り。

Waste(廃棄物)

全ての工場において、産業廃棄物としてゴミ処理場に廃棄されることになる素材の利用割合を0.4%に抑え、2020年までに0.5%以下にするという廃棄物削減目標を6年早く達成。

Pulp(パルプ)

ディッシュやタオル製品に使用する木材繊維の54%をFSC(Forest Stewardship Council)認証済に移行し、2015年までに40%にするという目標を1年早く達成。

CO2(二酸化炭素)

CO2排出量を全体で14%削減し、米国ペンシルバニア州メホーパニーにある同社最大のプラントを含めて2つのコジェネレーションエネルギーシステムを配備し、毎年120,000トンのCO2削減が見込んでいる。

Water(水)

2018年までに、北米で販売される洗濯用液体洗剤の水使用量を25%削減する。

Packaging(パッケージング)

ユーザーが洗剤を使いすぎないようにキャップを改良し、さらに従来よりもボトルサイズを2.5倍のコンパクトにすることで45%のパッケージ削減、64%の水削減を実現したMr. Clean Liquid Muscleをはじめとして、パッケージにおけるイノベーションを推進。

Social programs(社会貢献活動)

Disaster ReliefやChildren Safe Drinking Water Programなどの社会貢献活動を通じて5,000万人の人々の生活を向上させるという目標を達成。

また、同レポートでは上記に加えてP&Gが2014年10月に発表した新しい2020年までのサステナビリティ目標も記載されている。同社の主な2020年目標は下記の通りだ。

  • 工場における製品単位の水利用を20%削減する
  • 10億人の人々に水効率性の高い製品を届ける
  • プラスティックパッケージにおけるリサイクル樹脂の利用を2倍にする

P&Gは世界最大の消費財メーカーの1社としてサステナビリティ活動にも積極的に取り組んでおり、特にイノベーションをサステナビリティ戦略の軸に掲げている。過去30年以上に渡り株価も上昇し続けており、企業価値の長期的な向上を体現している優良企業だ。同社の取り組みについて更に詳しく知りたい方は下記からどうぞ。

【レポートダウンロード】P&G 2014 Sustainability Report
【企業サイト】P&G

(※写真提供:Niloo / Shutterstock.com