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【アメリカ】2013 EthicMark Awardsが発表、大賞はペルーの工科大とフィリップス社

アメリカ・コロラド州にてワールドビジネスアカデミー主催「第24回SRIパートナーズ会議」が10月28日に行われ、2013 EthicMark Awardsが発表された。公共の利益と正当な営業利益を両立する斬新な実地広告を目的とする賞では、非営利部門でペルー・リマの工科大学、営利部門でフィリップス社が今年度の受賞者となった。

UTECが開発した水製造看板
(出所)Draftfcb

工科大は、広告代理店と連携し、沿岸の多湿荒地に看板を製作。空気から水をつくる技術を用いた看板は、環境的関心の高いエンジニア学生の雇用促進を狙ったもの。1日に飲料水100リットルを生成するという。フィリップス社は、ビデオ作品の“アフリカのフィリップ・ライトセンター”で受賞。小さなサッカー場ほどの大きさのセンターにソーラーLEDを採用し、スポーツ、医療クリニック、教育、社会的なイベント、および商取引などさまざまな活動のために使用するというものだ。バッテリーは4〜5年に一度変えるだけで済むという。

リマ工科大学が受賞した水製造看板は、すでにペルー国内の砂漠地帯で実用化されている。砂漠地帯では飲料水の確保が難しく、ポータブルタイプで簡単に水製造が可能なこの装置は、設置コストも少ないため普及が容易。そのため、すでに市民の飲料水基地として親しまれている。以前、日本には井戸があった。井戸は地下水を組み上げて飲料水として用いるが、今回の看板は空気中の水分を集めて飲料水化する。井戸よりも可能性の高い新たな「井戸」に期待したい。

【EthicMark® Awards紹介サイト】EthicMark® Awards(リンク先はワールドビジネスアカデミー公式サイト内)

アメリカ・コロラド州にてワールドビジネスアカデミー主催「第24回SRIパートナーズ会議」が10月28日に行われ、2013 EthicMark Awardsが発表された。公共の利益と正当な営業利益を両立する斬新な実地広告を目的とする賞では、非営利部門でペルー・リマの工科大学、営利部門でフィリップス社が今年度の受賞者となった。


(出所)Draftfcb

工科大は、広告代理店と連携し、沿岸の多湿荒地に看板を製作。空気から水をつくる技術を用いた看板は、環境的関心の高いエンジニア学生の雇用促進を狙ったもの。1日に飲料水100リットルを生成するという。フィリップス社は、ビデオ作品の“アフリカのフィリップ・ライトセンター”で受賞。小さなサッカー場ほどの大きさのセンターにソーラーLEDを採用し、スポーツ、医療クリニック、教育、社会的なイベント、および商取引などさまざまな活動のために使用するというものだ。バッテリーは4〜5年に一度変えるだけで済むという。

リマ工科大学が受賞した水製造看板は、すでにペルー国内の砂漠地帯で実用化されている。砂漠地帯では飲料水の確保が難しく、ポータブルタイプで簡単に水製造が可能なこの装置は、設置コストも少ないため普及が容易。そのため、すでに市民の飲料水基地として親しまれている。以前、日本には井戸があった。井戸は地下水を組み上げて飲料水として用いるが、今回の看板は空気中の水分を集めて飲料水化する。井戸よりも可能性の高い新たな「井戸」に期待したい。

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アメリカ・コロラド州にてワールドビジネスアカデミー主催「第24回SRIパートナーズ会議」が10月28日に行われ、2013 EthicMark Awardsが発表された。公共の利益と正当な営業利益を両立する斬新な実地広告を目的とする賞では、非営利部門でペルー・リマの工科大学、営利部門でフィリップス社が今年度の受賞者となった。


(出所)Draftfcb

工科大は、広告代理店と連携し、沿岸の多湿荒地に看板を製作。空気から水をつくる技術を用いた看板は、環境的関心の高いエンジニア学生の雇用促進を狙ったもの。1日に飲料水100リットルを生成するという。フィリップス社は、ビデオ作品の“アフリカのフィリップ・ライトセンター”で受賞。小さなサッカー場ほどの大きさのセンターにソーラーLEDを採用し、スポーツ、医療クリニック、教育、社会的なイベント、および商取引などさまざまな活動のために使用するというものだ。バッテリーは4〜5年に一度変えるだけで済むという。

リマ工科大学が受賞した水製造看板は、すでにペルー国内の砂漠地帯で実用化されている。砂漠地帯では飲料水の確保が難しく、ポータブルタイプで簡単に水製造が可能なこの装置は、設置コストも少ないため普及が容易。そのため、すでに市民の飲料水基地として親しまれている。以前、日本には井戸があった。井戸は地下水を組み上げて飲料水として用いるが、今回の看板は空気中の水分を集めて飲料水化する。井戸よりも可能性の高い新たな「井戸」に期待したい。

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アメリカ・コロラド州にてワールドビジネスアカデミー主催「第24回SRIパートナーズ会議」が10月28日に行われ、2013 EthicMark Awardsが発表された。公共の利益と正当な営業利益を両立する斬新な実地広告を目的とする賞では、非営利部門でペルー・リマの工科大学、営利部門でフィリップス社が今年度の受賞者となった。


(出所)Draftfcb

工科大は、広告代理店と連携し、沿岸の多湿荒地に看板を製作。空気から水をつくる技術を用いた看板は、環境的関心の高いエンジニア学生の雇用促進を狙ったもの。1日に飲料水100リットルを生成するという。フィリップス社は、ビデオ作品の“アフリカのフィリップ・ライトセンター”で受賞。小さなサッカー場ほどの大きさのセンターにソーラーLEDを採用し、スポーツ、医療クリニック、教育、社会的なイベント、および商取引などさまざまな活動のために使用するというものだ。バッテリーは4〜5年に一度変えるだけで済むという。

リマ工科大学が受賞した水製造看板は、すでにペルー国内の砂漠地帯で実用化されている。砂漠地帯では飲料水の確保が難しく、ポータブルタイプで簡単に水製造が可能なこの装置は、設置コストも少ないため普及が容易。そのため、すでに市民の飲料水基地として親しまれている。以前、日本には井戸があった。井戸は地下水を組み上げて飲料水として用いるが、今回の看板は空気中の水分を集めて飲料水化する。井戸よりも可能性の高い新たな「井戸」に期待したい。

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