Sustainable Japan | 世界のサステナビリティ・ESG投資・SDGs

【ヨーロッパ】ボーダフォン、交通情報配信プラットフォームSTEP提供。断片データ統合

 英通信大手ボーダフォンは3月30日、ドライバー、交通当局、及び利用者同士を直接つなぐ新たな交通情報プラットフォーム「Safer Transport for Europe Platform(STEP)」を発表した。2022年後半に、自社提供アプリ「Vodafone Automotive」を通じ、同プラットフォームの提供を開始予定。

 STEPは、全てのサードパーティアプリや車載ナビゲーションシステムと互換性があり、誰でも無料でアクセス可能。どの端末や車載システムを使用していても、安全情報、危険情報、交通情報をリアルタイムで共有できる。

 同社は、交通安全に関する最新情報の取得が、高速道路のガントリー、電子標識、車載ナビゲーションシステム等からに限定され、データの断片化と情報のサイロ化が生じていることを課題視。クラウドベースのプラットフォームを提供し、欧州全体における交通安全性の改善に向け、政府、運輸当局、自動車メーカー、モビリティサービスプロバイダ、その他モバイルネットワーク事業者等の協働を可能にする。

 同プラットフォームはまず、様々な車載システムやナビゲーションアプリを通じ、前方道路の車線閉鎖、速度制限、交通事故に関する安全メッセージや道路事業者からの最新情報を配信。匿名化して集計した車両の位置データを活用し、道路網をリアルタイムでモデル化も可能にする。将来的には、大型車両付近の自転車や歩行者に警告を発する等、安全性機能を拡張していく考え。

 同社はSTEPの提供に先立ち、英国初のV2X (Vehicle-to-Everything) 技術の実証プロジェクトに成功済み。道路利用者のうち、地域別にターゲットを絞り、車線の閉鎖や速度制限、交通事故に関する最新情報の配信を行った。ドイツにある同社アルデンホーフェン・テストセンターの5Gモビリティラボでは、5G技術と高精度の位置追跡が、交通安全性の改善にどのように役立つかも実証済み。

【参照ページ】Vodafone launches platform to improve road safety in Europe
【画像】Vodafone

ここから先は登録ユーザー限定のコンテンツとなります。ログインまたはユーザー登録を行って下さい。

 英通信大手ボーダフォンは3月30日、ドライバー、交通当局、及び利用者同士を直接つなぐ新たな交通情報プラットフォーム「Safer Transport for Europe Platform(STEP)」を発表した。2022年後半に、自社提供アプリ「Vodafone Automotive」を通じ、同プラットフォームの提供を開始予定。

 STEPは、

ここから先は登録ユーザー限定のコンテンツとなります。ログインまたはユーザー登録を行って下さい。

 英通信大手ボーダフォンは3月30日、ドライバー、交通当局、及び利用者同士を直接つなぐ新たな交通情報プラットフォーム「Safer Transport for Europe Platform(STEP)」を発表した。2022年後半に、自社提供アプリ「Vodafone Automotive」を通じ、同プラットフォームの提供を開始予定。

 STEPは、

ここから先は登録ユーザー限定のコンテンツとなります。ログインまたはユーザー登録を行って下さい。

ここから先は有料登録会員限定のコンテンツとなります。有料登録会員へのアップグレードを行って下さい。

 英通信大手ボーダフォンは3月30日、ドライバー、交通当局、及び利用者同士を直接つなぐ新たな交通情報プラットフォーム「Safer Transport for Europe Platform(STEP)」を発表した。2022年後半に、自社提供アプリ「Vodafone Automotive」を通じ、同プラットフォームの提供を開始予定。

 STEPは、全てのサードパーティアプリや車載ナビゲーションシステムと互換性があり、誰でも無料でアクセス可能。どの端末や車載システムを使用していても、安全情報、危険情報、交通情報をリアルタイムで共有できる。

 同社は、交通安全に関する最新情報の取得が、高速道路のガントリー、電子標識、車載ナビゲーションシステム等からに限定され、データの断片化と情報のサイロ化が生じていることを課題視。クラウドベースのプラットフォームを提供し、欧州全体における交通安全性の改善に向け、政府、運輸当局、自動車メーカー、モビリティサービスプロバイダ、その他モバイルネットワーク事業者等の協働を可能にする。

 同プラットフォームはまず、様々な車載システムやナビゲーションアプリを通じ、前方道路の車線閉鎖、速度制限、交通事故に関する安全メッセージや道路事業者からの最新情報を配信。匿名化して集計した車両の位置データを活用し、道路網をリアルタイムでモデル化も可能にする。将来的には、大型車両付近の自転車や歩行者に警告を発する等、安全性機能を拡張していく考え。

 同社はSTEPの提供に先立ち、英国初のV2X (Vehicle-to-Everything) 技術の実証プロジェクトに成功済み。道路利用者のうち、地域別にターゲットを絞り、車線の閉鎖や速度制限、交通事故に関する最新情報の配信を行った。ドイツにある同社アルデンホーフェン・テストセンターの5Gモビリティラボでは、5G技術と高精度の位置追跡が、交通安全性の改善にどのように役立つかも実証済み。

【参照ページ】Vodafone launches platform to improve road safety in Europe
【画像】Vodafone

ここから先は登録ユーザー限定のコンテンツとなります。ログインまたはユーザー登録を行って下さい。