private 【国際】UKSIF、石油大手の気候変動リスクに対する運用会社30社の意識調査結果発表

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 UKSIF(英国社会的責任投資フォーラム)と、セインズベリー家慈善基金グループの団体「Climate Change Collaboration」は4月26日、運用大手に対し、気候変動リスクが石油企業大手のバリュエーションに与える意識を調査した報告書を発表した。  同報告書は昨年も発行されており、今年が2回目。調査票は大手69社に送付され、ブラックロック、フィデリティ・インターナショナル、HSBCグローバル・アセット・マネジメント、リーガル&ジェネラル・インベストメント・マネジメント、AVIVA Investors、シュローダーズ、Robeco、Generation Investment Management、Impax Asset Management等30社が回答した。  報告書によると、エネルギー転換リスク、訴訟リスク、規制リスク、レピュテーションリスクの4つについて、今後2年以内にいずれかが石油企業大手のバリュエーションに重大な影響をもたらすと答えた回答は (more…)

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【ヨーロッパ】UKSIF、ブローカー・運用会社のESGランキング発表。首位ソシエテ・ジェネラル

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 UKSIF(英国社会的責任投資フォーラム)は7月18日、投資情報プラットフォーム提供のWeConvene社およびマーケティング調査のExtel Europe社と共同で、「2016年度SRI・サステナビリティ調査報告書」を発表した。今年度調査は14年目で、今年3月21日から4月29日の間にアンケート調査が実施された。回答は、ヨーロッパ30ヶ国154のバイサイド機関投資家、17のブローカー(売買仲介会社)/調査会社に所属する340人以上から得られた。調査では、市場概況について尋ねるとともに、ヨーロッパ地域の各金融業界ごとにESG実施ランキングを行った。  市場概況では、バイサイドが重要だとするESGリサーチサービスに関して、各テーマ(水、エネルギーなど)分野ごとの調査が最も重要であるとし、インテグレーション型ESG投資に関する個別銘柄調査よりも重要であるとの結果となった。また、運用会社のうち約40%が、サステナビリティ関連課題が株価に重要な影響を及ぼすと回答した。投資家から見た企業のサステナビリティへの取り組み度については、真剣に取り組んでいるところは3分の1にすぎないとする回答結果だった。  ランキングでは、ブローカーについて企業単位と個人単位の各部、運用会社の部、投資先事業会社の部のそれぞれが発表された。ランキングは、アンケート回答から寄せられた5段階評価の単純平均で順位付けがされた。企業単位評価では最大2つまで、個人単位評価では最大4つまで同一点評価が認められた。以下、括弧内の順位は昨年度の順位。 ブローカー企業の部(SRI・サステナビリティ総合) 1(1)ソシエテ・ジェネラル(フランス) 2(8)HSBC(英国) 3(3)Exane BNP Paribas(フランス) ブローカー企業の部(コーポレート・ガバナンス) 1(3)Exane BNP Paribas(フランス) 2(1)Kepler Cheuvreux(フランス) 3(11)HSBC(英国) ブローカー個人の部(コーポレート・ガバナンス) 1(2)Yohann Terry, Exane BNP Paribas 2(3)Sudip Hazra, Kepler Cheuvreux 3(6)Erwan Créhalet, Exane BNP Paribas ブローカー企業の部(気候変動) 1(1)HSBC(英国) 2(3)Société Générale(フランス) 3(4)Kepler Cheuvreux(フランス) ブローカー個人の部(気候変動) 1(1)Zoe Knight, HSBC 2(10)Ashim Paun, HSBC 3(6)Niamh Whooley, Société Générale ブローカー企業の部(SRIリサーチ) 1(1)Société Générale(フランス) 2(2)Morgan Stanley(米国) 3(4)Exane BNP Paribas(フランス) ブローカー個人の部(SRIリサーチ) 1(1)Carole Crozat, Société Générale 2(4)Niamh Whooley, Société Générale 3(2)Jessica Alsford, Morgan Stanley 運用会社の部(欧州全域) 1(1)Amundi(フランス) 2(3)Norges Bank Investment Management(ノルウェー) 3(17)Allianz Global Investors(ドイツ) 運用会社の部(英国地域) 1(4)Blackrock Investment Management 2(8)Aberdeen Asset Management 3(9)Aviva Investors 投資先事業会社の部 1(3)ユニリーバ(英国・オランダ) 2(6)レプソル(スペイン) 3(22)トゥローオイル(英国) 【参照ページ】WeConvene Extel and UKSIF announces the 2016 SRI & Sustainability Survey Results

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private 【金融】ESG投資・SRIを推進するグローバル機関

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(図)ESG投資・SRI推進機関 カオスマップ。Sustainable Japan作成。 世界規模で展開するESG投資・SRIの推進  前回、「【レポーティング】サステナビリティ(CSR)報告ガイドラインを主導するグローバル機関」では、サステナビリティ報告に関するガイドライン策定に取り組んでいる機関を取り上げました。今回は、機関投資家サイドの状況を取り上げたいと思います。機関投資家には、アセットオーナー、証券会社、資産運用会社、銀行、保険会社、証券取引所、格付会社、金融データ提供会社など様々な種類があります。そのそれぞれの機関投資家について、ESGを考慮する投資方針を求める声が世界的に高まっています。日本でも昨年、金融庁が日本版スチュワードシップ・コードを策定し、ESG投資に関する機運が一気に高まってきたと言われています。ESG投資という大きなうねりを作り出している世界の主要機関をご紹介していきましょう。 PRI 〜ESG投資推進の中心的存在〜  ESG投資推進の大きな立役者となっているのがPRIです。PRIは、 (more…)

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2015/05/12 体系的に学ぶ

【国際】2014年の世界のサステナビリティ投資は2012年から61%増加の21.4兆米ドルに到達

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 サステナビリティ投資を推進する国際イニシアチブのGlobal Sustainable Investment Alliance(以下GSIA)は2月24日、2014年の世界のサステナビリティ投資の状況についてまとめたレポート、"Global Sustainable Investment Review 2014"を公表した。  同レポートによると、世界のサステナビリティ投資運用額は2012年初頭の13,3兆米ドルであったが、2014年初頭に21,4兆米ドルまで上昇し、プロが運用する金融資産のうちサステナビリティ投資戦略を採用している運用額の割合は21.5%から30.2%へと上昇したという。  「責任投資」という言葉でも知られるサステナビリティ投資は、投資先の選定及び運用に際してESG(環境・社会・ガバナンス)を考慮した投資手法のことを指し、2014年のレポートでは、以前のレポートと同様、上場株式から債券、ヘッジファンド、マイクロファイナンス、インパクト投資にいたるまであらゆるアセットクラスのサステナビリティ投資が含まれている。  同レポートによると、世界のサステナビリティ投資資産の64%はヨーロッパが抱えており、それに米国とカナダを加えると、その合計資産は今回のレポートで特定された世界全体のサステナビリティ投資資産のうち99%を占めるとのことだ。  様々なサステナビリティ投資戦略の中でも特に高い割合を占めていた上位3つの投資戦略は下記の通り。 1位:ネガティブスクリーニング(14,4兆米ドル) 2位:ESGの統合(12,9兆米ドル) 3位:株主行動(7兆米ドル)  その他の主な考察は下記の通り。 ヨーロッパではネガティブスクリーニングが主流となっている一方で、米国、オーストラリア、ニュージーランド、アジアではESG統合が主流となっている。カナダでは、株主行動が主要な戦略となっている。 インパクト投資はまだ規模は小さいものの世界のサステナビリティ投資市場において存在感を増しつつある。 サステナビリティ投資は、投資全体の半分以上をESG統合戦略が占めているヨーロッパだけではなく、オーストラリア、米国、カナダにおいても主要な投資戦略となりつつあり、投資全体におけるシェアは17%から31%まで上昇した。 アジアにおけるサステナビリティ投資の規模はヨーロッパや米国ほどではないが、気候変動や資源効率性といったサステナビリティ課題への関心は引き続き高い。 世界の数多くの市場においてESGに関する情報開示を促すための公共政策や規制の変更が進行中である。  レポートをまとめたGSIAは、アジアのASrIA、ヨーロッパのEurosif、オーストラリアのRIAA、カナダのRIA Canada、英国のUKSIF、米国のUS SIF、そしてオランダのVBDOという全世界の7大サステナビリティ投資イニシアチブによる連合組織で、今回のレポートはGSIAと日本のJapan Social Investment Forum(社会的責任投資フォーラム)との共同により作成された。レポートは下記からダウンロード可能。 【レポートダウンロード】Global Sustainable Investment Review 2014 【企業サイト】Global Sustainable Investment Alliance

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