【アメリカ】SCジョンソン、再生プラスチック活用拡大や素材転換で2025年コミットメント発表

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 消費財世界大手米SCジョンソンは10月28日、商品容器の再生プラスチック素材利用やプラスチック容器の詰替再利用を拡大する新たなコミットメントを発表した。海洋プラスチック問題への対応。  まず、プラスチック容器素材を2025年までに100%リサイクル、再利用、堆肥化可能な素材に転換する。現在は90%。さらに、再生プラスチック素材の使用量を2025年までに現在の1,000万kgから3,000万kg以上に3倍に増加。北米と欧州では、素材に占める再生プラスチック素材割合を現在の20%から40%に拡大する。  家庭清掃商品では、濃縮詰替品の対象品目数を増やす。また、使い捨て商品ではなく、主力ブランドの一つ「ジップロック」のように再利用できる商品を提唱していく。ジップロック商品の素材も再生素材を用いる。 【参照ページ】SC Johnson Accelerates Progress Boosting Plastic Recycling and Reuse

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【アメリカ】SCジョンソン、香料原材料情報開示基準を強化。0.01%以上の含有成分公開

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 消費財世界大手米SCジョンソンは7月17日、香料原材料情報開示を一層進めると発表した。今後、製品含有量の0.01%以上を占める香料成分を世界中で全て情報開示する。同社のウェブサイト「WhatsInsideSCJohnson」上で公表する。  SCジョンソンは、一部の製品含有成分の情報開示を2009年に開始。2012年には香料成分の開始も開始した。また、法令では使用が認められているものの、同社の厳しい基準を満たさない原材料約2,400種の使用禁止も実施する等、成分情報開示や高い安全基準の策定で業界をリードしてきた。2015年には、製品含有量の0.09%以上を占める香料成分の一斉情報公開を北米で開始し、2016年には欧州、2017年にはアジア地域にも拡大した。中南米でも今年下半期に始まる計画。  さらに同社は、2017年に香料成分情報開示基準の強化を実施、一部原材料の情報開示基準を0.09%から0.01%に引き下げた。結果、追加で368種の肌アレルギー物質となる成分368種の情報開示に踏み切った。この開示水準は、すでに米国やEUが規定する法定開示基準を大きく上回っている。そして、今回、世界中の5,300種の製品での香料成分情報開示基準を全て0.01%に引き下げる決定を下した。  同社は他にも今年初旬、同社の原材料を選択するための健康・環境基準「Greenlist」の公開を実施し、さらに透明性を高めている。 【参照ページ】SC Johnson Expands Fragrance Ingredient Disclosure, Continues to Lead Industry in Ingredient Transparency

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【ブラジル】米SCジョンソン、カルナウバ・ヤシ林保護のため英NGOに約3400万円寄付

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 消費財世界大手米SCジョンソンは6月27日、ブラジル北東部カーティンガで、カルナウバ(カルナバ)ヤシ林を保護するため、120万ブラジルレアル(約3,400万円)を英農業NGOのCentre for Agriculture and Biosciences International(CABI)に寄付すると発表した。  現在、カーティンガ地方では、外来種であるマダガスカル原産クリプトステギアが、在来種であるカルナウバ・ヤシの生態系を破壊しつつある。カルナウバ・ヤシから採取できる樹脂蝋はローソクの原料として用いられている。今回のプロジェクトでは、CABIがクリプトステギアの生態系管理のための方策を研究するため、3ヶ所に観測所を設置する。他にも、Agência do Desenvolvimento do Estado do Ceará(ADECE)、SINDCARNAÚBA、Associação Caatinga等も資金を拠出する。  CABIは、マダガスカル原産クリプトステギアの繁殖を抑えるには、マダガスカルの「さび菌」と呼ばれる菌が効果があると突き止めており、今後、ブラジルの検疫当局とも協議を進め、展開を模索していく。 【参照ページ】SC Johnson Provides Support to Help Protect Carnaúba Palm Trees in Brazil

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【アメリカ】SCジョンソン、商品含有成分の透明性向上で大きな進展。2017年サステナビリティ報告書

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 消費財世界大手米SCジョンソンは4月19日、2017年のサステナビリティ報告書「The Science Inside」を発表した。同報告書の中で、同社製品の含有成分の透明性を図る「グリーンリスト・プログラム」の進捗状況を公表した。同社のフィス・ジョンソン会長兼CEOは、「天然由来の原料が人工的な原料より品質がよいとは限らない」という考えを強調。成分精査の対象は全原料を対象としている。  グリーンリスト・プログラムは2001年に開始され、人間の健康と環境への潜在的な影響を、ハザードとリスクの両方の観点から、成分を精査・評価している。ハザードは危険性・有害性の状況、リスクはハザードが実際に人間や環境に悪影響及ぼす状態のこと。同プログラムは、カリフォルニア州規制「CAプロポジション65」、国際がん研究機関(IARC)、米環境保護局(EPA)、米労働安全衛生局(OSHA)、EU等による安全基準に加え、同社独自の基準を専門会レビューにより設定し、安全性を一段と厳しくしたチェックを実行している。年に一度約4,600種類の原料の成分評価の見直しも行っている。  同プログラムには、4つのステップを設け、詳細な選択基準を設定している。ステップ1の対象は、発がん性、生殖・発達への悪影響、突然変異や内分泌撹乱等の原因物質。ステップ2は、生物濃縮性をもつ有毒な難分解性化学物質。ステップ3は、口腔・皮膚・呼吸器等に対して有害で、急性疾患の原因となる物質と環境に悪影響を及ぼす物質。ステップ4は皮膚アレルギーを誘発する物質。  これらプロセスを経て、各原料には4(最高レベル)から0(最低レベル)までの格付が付与。0格付の原料は、法律的な基準を満たすとしても、同社の製品から除外される。すでに同社が設定した除外リストには、約90のカテゴリーの200種以上の原料と2400種以上の香料原料が掲載されている。  2009年に立ちあげた「WhatsInsideSCJohnson.com」では、グリーンリスト・プログラムを含む様々な情報を開示し、全般的な透明性向上を行っている。2017年5月からは、製品中に存在する可能性のある368種の皮膚アレルゲンを製品別に掲載。米国ではアレルゲンの透明性に関する規制がないが、同社はEU規制をも超える開示基準を設けており、注目されている。さらに同年秋には、アジア太平洋地域に透明性を浸透させ、現在は50カ国以上の消費者に5,300以上の製品の包括的な情報を提供している。  同サステナビリティ報告書では、その他環境面についても、進捗を発表。 工場の65%以上ではすでに埋立廃棄物ゼロを達成しており、2021年までに全施設でゼロにする予定。2000年以来、二酸化炭素排出量を55%削減。2020年までには2015年比で15%、5年間で15,000万tの二酸化炭素排出量を削減する見通し。再生可能エネルギー利用では、2017年度には全エネルギー消費量の35%を再生可能エネルギーで調達した。2017年5月には、米ミシガン州ベイシティのジップロック(Ziploc)工場が同社として3番目の再生可能エネルギー100%事業所となった。 【参照ページ】SC Johnson Sets A New Standard in Transparency 【報告書】The Science Inside

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【アメリカ】SCジョンソン、2018年に南米向け製品の成分情報を開示。欧米・アジアではすでに実施

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 消費財世界大手米SCジョンソンは9月18日、南米市場向け製品の成分情報を2018年に開示することを決めたと発表した。同社の調査によると、97%のブラジルの消費者が製品成分情報開示を重要と捉え、93%の消費者が家庭用清掃剤メーカーは積極的に情報開示するべきと考えているという。  SCジョンソンの情報開示の流れは米国から始まった。2009年に成分情報リストを開示するウェブサイト「WhatsInsideSCJojnson.com」を公開し、Glade、Pledge、OFF!、Raid、Windex、Mr Muscle、Scrubbing Bubbles、Ziploc等人気ブランドの製品成分を開示。2012年には香料成分の開示も開始した。さらに、合法だが同社基準に達しない香料成分2,400種類の使用中止も決めた。2015年には、香料成分のサプライヤーと協力し、製品別の香料成分情報も公開した。  2016年には、成分情報開示を欧州およびアジアにも拡大。そして今回、南米でも実施することを発表した。今後は、2018年に製品別の皮膚アレルギー物質情報について368物質の個別開示を開始する。アレルギー物質の開示は、米国や欧州で法令義務はないが、自主的に開始する。 【参照ページ】97 Percent of Brazilian Consumers Demand Ingredient Transparency

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【アメリカ】SCジョンソン、アマゾン熱帯雨林保護でマッチング寄付プログラムを開始

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 消費財大手米SCジョンソンは2月6日、国際環境NGOのConservation Internationalのアマゾン熱帯雨林保護プロジェクトを支援するための新たなプログラム「Acre-for-Acreマッチング・チャレンジ」を発表した。  このプログラムは、市民がConservation Internationalが展開するアマゾン熱帯雨林保護プロジェクトに寄付する度に、同額の資金をSCジョンソンからConservation Internationalに寄付するというもの。Conservation Internationalは、1エーカー(約4,000m2)の熱帯雨林を保護するのに25米ドルが必要としており、SCジョンソンは寄付が5,000エーカーに達する、すなわち125,000米ドル(約14億円)になるまでこのマッチングプログラムを継続する。  さらにSCジョンソンは、Conservation Internationalが熱帯雨林の大切さを知ってもらうために製作した動画「Under the Canopy」のサポートも実施する。この動画は、VR(仮想現実)技術を用いた360℃映像動画で、実際に熱帯雨林の中にいるような体験ができる。この動画を通じて、熱帯雨林の森林資源が水資源や気候変動に対して果たしている役割を学ぶことができる。  同社は消費財メーカーとして、紙やパーム油など森林資源の調達を行っている。2020年までに森林伐採をゼロにすることを宣言しており、世界最大の消費財業界団体「CGF(The Consumer Goods Forum)」が制定した「Pulp、Paper and Packaging Guidelines」を全て遵守している。Conservation Internationalとの協働も長く、自然保護分野で地域社会とのエンゲージメントを実施。1990年代には、ブラジルのカーティンガ地区の2つの保護区プログラムにも参加してきた。今日では、ブラジル・マナウスにある製造拠点を含む同社の拠点3分の1では埋立廃棄物排出がゼロとなっている。 【参照ページ】SC Johnson Launches Acre-for-Acre Match to Protect Amazon Rainforest

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